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ニュースリリース

2013年4月12日
ニッポンレンタカー沖縄株式会社
株式会社日立ソリューションズ東日本
株式会社日立ソリューションズ

沖縄本島を観光するレンタカー利用者向けに、スマートフォンを活用した
ICT観光サービスの実証実験を実施
―観光情報の提供や電子アルバムの作成などの新サービスを提供－

　ニッポンレンタカー沖縄株式会社（本社：沖縄県那覇市、代表取締役社長：白石　武博／以下、ニッポンレンタカー沖縄）、株式会社日立ソリューションズ東日本（本社：宮城県仙台市、取締役社長：森　悦郎／以下、日立ソリューションズ東日本）、株式会社日立ソリューションズ（本社：東京都品川区、取締役社長　佐久間　嘉一郎／以下、日立ソリューションズ）の3社は共同で、沖縄本島を訪れるレンタカー利用者を対象に、スマートフォンを活用したICT※ 観光サービスの実証実験を4月24日から5月8日まで実施します。

※ ICT(Information and Communication Technology)：情報・通信に関連する技術一般の総称

沖縄県は、美しい海と自然、王朝時代を物語る遺跡や伝統など、独自の文化が魅力となり、年間600万人を超える観光客が訪れます。交通手段が少ない沖縄県では、航空会社や旅行代理店が企画するパッケージツアーにレンタカーを付けたセット商品が人気となっており、レンタカーの利用を促進する要因となっています。ニッポンレンタカー沖縄では、多様化する観光客のニーズに合わせ、「車種の充実」「HV（ハイブリッド）やＥＶ（電気自動車）レンタカーサービス」など、様々な取り組みを行っています。

こうした背景のもと、日立ソリューションズ東日本と日立ソリューションズは、ニッポンレンタカー沖縄の協力を得て、沖縄県を観光するレンタカー利用者に対するICT観光サービスの有効性を検証する目的で、下記サービスの実証実験を行います。

・観光ガイドサービス
　旅行客が、スマートフォンを気軽に活用して、観光地や立ち寄り地の観光情報ガイド（旅行客が求める地域発の旬な観光情報）をGPSと連動させた地図で見ることで、見どころを見逃すことなく楽しむことができます。

・オリジナル電子アルバム作成サービス
　旅行客がスマートフォンで撮影したGPS付き写真と観光情報を、地図上で保管できる電子アルバムとして提供します。これにより、旅行客は、地図を見ながら、旅の想い出を家族や友人と、より深く楽しむことができます。また、個人のデジタルカメラなどで撮影した写真も、このアルバムに取り込むことができます。

沖縄県では、観光サービス業など第3次産業が県全体の産業の8割以上を占めています。今後、日立ソリューションズ東日本と日立ソリューションズは、今回の実証実験の結果を踏まえ、レンタカー利用者への高付加価値なサービスの提供を目的に、レンタカー会社とICT観光サービスの商用化を検討するとともに沖縄県の観光産業と地域活性化に貢献する新たなサービスの企画・開発に取り組んでいきます。

■ 実証実験について

実施場所：ニッポンレンタカー那覇空港前バンヤン営業所にてモニター募集
実施内容：モニターの方へスマートフォンを貸し出し、ICT観光サービス（観光ガイドアプリケーションとオリジナル電子アルバム）を提供します。
実施期間： 2013年4月24日(水)～2013年5月8日(水)　
モニター条件：
・沖縄本島をニッポンレンタカーで観光する国内在住の方
・レンタカーの返車場所がニッポンレンタカー那覇空港前バンヤン営業所の方
・レンタカーの返車日が5月12日(日)までの方

■ 実証実験で実施するサービスの主な特長

１）観光ガイドサービス

専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォンを活用し、観光コースや情報を提供するサービスです。観光名所、レストランや土産物店などの店舗情報を写真入りで紹介します。

図1. スマートフォン利用画面イメージ

２）オリジナル電子アルバム作成サービス

位置情報を利用し、地図上に観光情報とスマートフォンで撮影した写真を組み合わせ、旅の想い出として、オリジナル電子アルバムを提供するサービスです。スマートフォンで撮影した写真と一緒に入力した音声やコメントも電子アルバムになります。また、個人のデジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真も、電子アルバムに取り込むことも可能です。

図2. 電子アルバムイメージ