日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2011年1月12日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下日立ソリューションズ)は、ユビキタス機器向けリモート制御環境「SuperJ Engine Framework」の機能を強化し、最新のOSGi Service Platform(
「SuperJ Engine Framework」はこの標準的なテストを通過することによって、ホームゲートウェイに適したOSGi準拠のミドルウェアであることが証明されました。
OSGi仕様は、Java仮想環境上で稼動し、多様なアプリケーションを開発、提供、管理するための統一的なサービスプラットフォームであり、標準化団体であるOSGi Allianceによって規定されています。今回、新たに準拠した最新のR4 V4.2は、2009年9月に公開された仕様です。「SuperJ Engine Framework」は、このオープンな標準仕様であるOSGi仕様に準拠したフレームワークおよび標準サービスから構成され、ホームゲートウェイを代表とする様々な端末に搭載することにより、アプリケーションの配布管理を容易に実現するミドルウェア製品です。
これらをサポートした「SuperJ Engine Framework」は、リモート制御環境としてホームゲートウェイに優れた"アプリケーション配布"の機能を提供できます。
HGIの目的はホームネットワークサービスの普及を促進することであり、その一環としてホームゲートウェイ共通に求められる要求仕様を定義し、互換性向上を目的としたテストイベントを開催しています。このテストイベントは今年2回目を数え、2010年11月24日から12月3日にUKのHull市で開催されました。そのテスト項目は、パフォーマンス・電力・QoS・OSGi仕様にわたり、多面的にホームゲートウェイを評価するものです。「SuperJ Engine Framework」はSWEXのテストで、仕様に準じたテスト項目を全て通過しました。
● プラットフォームテスト: OSGiの基本API、リモート管理サービスの機能をテスト
● 堅牢性テスト:不適当なOSコマンドやネィティブコードの実行制御機能をテスト
● ベンチマークテスト:ベンチマークテストを問題なく実行できることをテスト
今回R4 V4.2に新たに準拠し、HGIのSWEXテストを通過したことにより、「SuperJ Engine Framework」は、ホームゲートウェイに適したOSGi準拠のミドルウェアであることが証明されました。今後、世界のホームゲートウェイ・サービスにおける標準の基盤ソフトウェアとして普及に取り組んで参ります。
■ Home Gateway Initiative(HGI)について(http://www.homegatewayinitiative.org/)
HGIは、2004年に欧州と日本の通信事業者により設立された非営利団体です。HGIはホームネットワークの仕様をOSGi Alliance、Broadband Forumと共同で検討・策定を行っています。2010年8月時点で60社以上、日本企業では通信事業者、大手電機メーカ、通信機器メーカ等がメンバです。日立ソリューションズは2010年10月に加入しています。
■ 日立ソリューションズ
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/ Tel:0120-571-488
担当部署: CSR統括本部 コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部 広報グループ
担当者 :廣納(ひろのう)、柴田
Tel:03-5479-5013 E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ Java及び、全てのJava関連の商標は、米国及びその他の国における米国Oracle,Incの商標または登録商標です。
※ OSGiは、米国OSGiアライアンスの登録商標です。
※ SuperJ Engineは、日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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