日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2011年1月17日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下日立ソリューションズ)は、PDFに位置情報(緯度・経度)を持たせることで地理情報システム(GIS)のデータを簡単に利用できるGeoPDFソリューション「TerraGo Product Suites(テラゴープロダクトスイーツ」の日本語版を、1月18日より提供開始します。
GISデータは災害対策や危機管理などに活用されていますが、その利用は専門知識が必要であり、またデータ量が大きいため、対象は専門家に限定される傾向にありました。そこで、当社ではGISデータを誰でも簡単に利用できるロケーション・インテリジェンス環境づくりを目指し、米国で活用が進んでいる「TerraGo Product Suites」英語版の販売を2010年7月に開始しました。このたび、本製品の日本語版を開発元である米国TerraGo Technologies社(本社:ジョージア州アトランタ)と共同開発し、提供することで、日本におけるGISデータのさらなる利用機会の拡大を図ります。
「TerraGo Product Suites」は、位置情報付きのPDFであるGeoPDFを「生成」「編集」「利用」する3製品で構成されています。英語版は日本語の入出力ができず利用範囲が限定されていましたが、日本語版はGeoPDFの生成・編集・利用の全てで日本語の入出力が可能となりました。地理空間情報の共有・連携がGeoPDFファイルへの変換だけででき、操作性もPDFとほぼ同じということから、GeoPDFはWebGIS の補完、GISクライアント の代替となる利用を想定しています。災害対策や危機管理のみならず、公共や通信、流通、保険や銀行などさまざまなフィールド業務での適用が可能です。
今後、当社では、2011年4月にGeoPDFのモバイル環境活用を可能にする「TerraGo Mobile」の日本語版の提供、当社のエンタープライズ型地理情報システム「GeoMation」の対応版の提供を予定しています。
(1)TerraGo Publisher Suite:生成
(2)TerraGo Composer Suite:編集
(3)TerraGo Collaboration Suite:利用
GISデータをPDFフォーマットにすることで、専門知識がなくても、簡単にGISデータを利用できる製品です。安全保障分野、危機管理分野、地図配信分野、および石油等の資源開発・インフラ保守分野等で米国を中心に10,000以上の組織で活用されています。
米国TerraGo Technologies社が開発したもので、当社は日本、中国、ロシアを含む23カ国の国と地域における販売を行っています。
製品群 | 製品名 | 価格(税込) |
---|---|---|
GeoPDF生成ソフト (TerraGo Publisher Suite) |
TerraGo Publisher for ArcGIS | 397,950円~ |
TerraGo Publisher for ArcGIS Server | 1,732,500円 | |
GeoPDF編集ソフト (TerraGo Composer Suite) |
TerraGo Composer | 866,250円 |
GeoPDF利用ソフト (TerraGo Collaboration Suite) |
TerraGo Toolbar | 無償 |
■ 出荷開始時期: : 2011年1月18日
■ 製品紹介URL : http://www.hitachi-solutions.co.jp/geopdf/
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/ Tel:0120-571-488
担当部署: CSR統括本部 コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部 広報グループ
担当者 :柴田、廣納(ひろのう)
Tel:03-5479-5013 E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ 「GeoPDF」、「TerraGo」は、TerraGo社の登録商標です。
※ 「ArcGIS」は、ESRI社の登録商標です
※ 「GeoMation」は、日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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