日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2011年2月1日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、米国Sendmail社が提供するメールシステムに関連したメール流量制御機能などを含むセキュアなメール配送機能および、ウィルス対策やスパム対策機能を含むコンテンツフィルタ機能などのソフトウェアを1台のサーバに搭載したアプライアンス製品「Messaging Gear(メッセージングギア)」の販売を2月14日から開始します。
今日、電子メールシステムは、ITシステムの中で重要なインフラシステムとして捉えられ、サービスの継続性が重要視されることから、必要に応じ柔軟な機能拡張を実施できることが求められています。一方、メールシステムのセキュリティに対する脅威は、日々増え続けるスパムメールの存在や後を絶たない情報漏洩など、依然として増加し続けており、今後も継続したセキュリティ対策が求められています。しかし、経済情勢の悪化から直接的な利益を生み出すITシステム以外への投資が抑えられ、メールシステムへの投資も抑制される傾向にあります。
このような状況の下、今日のメールシステムでは、セキュリティに対する脅威に柔軟に対応しつつサービスを継続的に提供し、さらにコストをいかに抑えることが出来るかが重要な課題となっています。
今回販売を開始する「Messaging Gear」は、米国 Sendmail 社が提供するメールシステムに関連したセキュリティ対策機能などを搭載した「Sentrion(セントリオン)(
お客様のネットワークやセキュリティ環境を事前にヒアリングし、予め設定しておくことで、すぐに利用できる状態で出荷が可能です。これにより、メールシステムの構築費用や期間を大幅に削減できます。また、メール流量制御機能、万全なセキュリティ環境でメール配信を制御する機能、Cloudmark社のスパム対策エンジン( )、McAfee社のウィルス対策エンジンなどを選択して利用することができます。サーバ製品は、ラックマウントの1Uサイズで提供するため保管場所も低減できます。
日立ソリューションズは、「Messaging Gear」を中小規模の企業やISP(インターネットサービスプロバイダ)の会員向けなどの大規模なメールシステムの構築を検討している企業などに向け販売していく予定です。また、今後もメールボックス機能など提供するオプション機能の拡充を図り、メールシステムのセキュリティに対するより広範囲な脅威へのセキュリティ対策強化に向け、更なる柔軟性を増していきます。
(1)Messaging Gear ベースモデル(必須選択)
製品構成 | 特記事項 | |
---|---|---|
アプライアンスサーバ製品本体 (ラックマウント1Uサイズ) |
スタンダードモデル( | )・ハードウェア (XeonE5620×1、8GByteメモリ、SAS146 Gbytes×3、拡張HDDなし) ・ソフトウェア(Sentrionエンジン) |
ハイエンドモデル( | )・ハードウェア (XeonE5620×2、16GByteメモリ、SAS146 GBytes×3、拡張HDDなし) ・ソフトウェア(Sentrionエンジン) |
|
アプライアンスサーバサポート | スタンダードモデル/ ハイエンドモデル |
アプライアンスサーバの年間標準サポート |
(2)Messaging Gear オプション(任意選択)
製品構成 | 特記事項 |
---|---|
メール流量制御IPレピュテーションオプション | Commtouch社のIPレピュテーションサービスと連携するスパムメールの流入防止を実現 |
ウィルスメール対策オプション | McAfee社のウィルス対策エンジンを内蔵 |
スパムメール対策オプション | Cloudmark社のスパムメール対策エンジンを内蔵 |
スパムメール隔離オプション | メールフィルタをベースとしたスパムメール隔離 |
本製品はオープン価格となっています。
URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/ Tel:0120-571-488
担当部署: CSR統括本部 コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部 広報グループ
担当者 :廣納(ひろのう)、柴田
Tel:03-5479-5013 E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ 記載している会社名、システム名、製品名は各社の商標、又は登録商標です。
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