ニュースリリース

　株式会社日立ソリューションズ (本社：東京都品川区、取締役社長：林 雅博／以下、日立ソリューションズ)とTIS株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：桑野　徹／以下TIS）は、8月30日に日立ソリューションズの本社別館にて、両社の女性役員を女性社員が囲み、「自分が選択した道をどのように歩んできたか」というテーマで、女性のキャリアについて考える座談会を開催しました。この座談会は、ライフイベントの選択に悩みがちな30代から40代前半までの女性社員を対象としたもので、両社から合計32名の社員が参加しました。また、座談会の終了後は、リラックスした雰囲気でのランチ交流会を行い、IT業界で女性同士の幅広い人脈を形成する機会となりました。

　多くのIT企業では、結婚や出産を契機とする女性社員の離職率の高さに頭を悩ませてきました。日立ソリューションズでは、2009年10月にダイバーシティ推進センタを設置し、女性活躍の推進を目的の一つとして、多様な働き方やワーク･ライフ･バランスを支援する制度の整備、外部講師によるセミナーや研修などを実施してきました。また、2011年4月には、日立グループ初となる女性執行役員が当社にて誕生し、育児と仕事を両立する女性のロールモデルとして、多くの社員の心強い存在となっています。一方、TISでも、従来より女性を積極的に採用するとともに、女性社員達の声を取り入れながら制度整備を進めてきました。2007年には、人事部にて女性活躍を支援するためのプロジェクトを立ち上げ、2008年には初の女性執行役員を登用するなど、女性の活用に意欲的に取り組んでいます。

　このたびの合同イベントの開催は、企業の枠を越え、女性社員のキャリア形成への課題や悩みの共有や、幅広い人脈形成の場として、IT業界における女性の活性化に寄与するものと考えています。

　日立ソリューションズとTISは、今後もさまざまな機会を通じて女性活躍の推進を図り、ダイバーシティやワーク・ライフ・バランスの実現を、経営課題の一つとして取り組んでいきます。