ニュースリリース

　株式会社日立ソリューションズ(本社：東京都品川区、取締役社長：林 雅博／以下、日立ソリューションズ)は、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」関連ソリューションの提供を10月25日から開始します。日立ソリューションズは、「Oracle Exadata」関連ソリューションを「Oracleソリューションサービス」のラインアップに追加し、メニューを拡充していくことで、導入支援から運用保守に至るまでワンストップで提供していきます。

　日立ソリューションズは、1993年に日本オラクルと販売代理店契約を締結以降、オラクル製品の技術者育成に努め、これまでも数多くのシステム導入実績があります。
　今回、新たに提供を開始する「Oracle Exadata」関連ソリューションは、「Oracle Exadata」をベースに、日立ソリューションズ独自のサービスを提供します。「Oracle Exadata」は、「Oracle Database」向けに最適化することで、データ処理の高速化を実現すると共に、データウェアハウス(*1)、業務システムのデータを処理するオンライントランザクション（OLTP:*2）やバッチ処理などを1台に集約し、コストを削減することができます。日立ソリューションズは、「Oracle Exadata」に関連する７つのサービスを「Oracle ソリューションサービス」のラインアップに追加して、メニューの拡充を図り、これまで培ってきた数多くの導入実績を生かし、システムの導入支援から運用・保守サービスに至るまでワンストップで提供していきます。

(*1) 時系列に蓄積された大量の業務データの中から、各項目間の関連性を分析するシステム
(*2) online transaction processing：ネットワークでつながったホストコンピューターと端末の間で、一連の処理を行うための仕組み

　今回追加した「Oracle Exadata」関連ソリューションは、 実機検証サービス、環境および運用設計など「Oracle Exadata」の導入と運用が中心のラインアップです。これらと、日立ソリューションズが提供している経営情報の分析を実現する「Oracle Business Intelligence」製品関連ソリューションや、他システムとのデータ連携やビジネスプロセスの最適化を実現する「Oracle SOA Suite」、「Oracle Business Process Management Suite」製品関連ソリューションとの組み合わせにより、「Oracle Exadata」の長所を最大限に生かす環境をお客様へ提供します。

　今回の「Oracle Exadata」関連ソリューションの提供開始に関して、日本オラクル株式会社　専務執行役員　ソフトウェアライセンス事業　製品事業統括　兼　テクノロジー製品事業統括本部長　三澤　智光氏から以下のコメントをいただいております。
　「日本オラクルは、日立ソリューションズの『Oracle Exadata』関連サービスの開始を歓迎いたします。
　多くのお客様に『Oracle Exadata』をご導入頂く中で、『Oracle Exadata』関連のシステム設計・構築や導入後の運用管理支援のニーズが高まってきています。日立ソリューションズの『Oracle Exadata』関連サービスはこのようなニーズに対応すると共に、既存システムから『Oracle Exadata』へのデータベース移行やシステムの災害対策強化もカバーしており、より多くのお客様に『Oracle Exadata』を安心してご導入・活用頂けるものと期待しております。」