ニュースリリース

　株式会社日立ソリューションズ(本社：東京都品川区、取締役社長：林 雅博／以下、日立ソリューションズ)は、商用車向けのクラウド型動態管理サービス「スマートe-trasus」と米国セールスフォース・ドットコム社の「Salesforce Sales Cloud(以下、Sales Cloud)」を連携させ、車載端末であるスマートデバイス(*1)の地図上に詳細な顧客情報などを表示することで営業効率を向上できる「スマートe-trasus CRM／SFAデータ連携サービス」の提供を2012年2月1 日から開始します。

*1：スマートデバイス：スマートフォンやタブレット端末などの多機能型情報処理端末

　日立ソリューションズは、スマートデバイスを活用した、クラウド型の商用車向け動態管理サービス「スマートe-trasus」を12月1日から提供しています。スマートデバイス上に、お客様独自の地点情報（危険地帯、通行不可ルートなど）を登録し、車両を管理しているお客様のセンターから通行可能な道路、危険回避道路などをリアルタイムでルート指示をすることで、業務用車両運行における走行ルートの最適化や安全性の向上を実現できるものです。
　今回提供を開始する「スマートe-trasus CRM／SFAデータ連携サービス」は、「スマートe-trasus」と「Sales Cloud」とのデータ連携を可能にします。「Sales Cloud」で管理する顧客情報などを、車載端末であるスマートデバイスに地点情報としてインポートすることが可能となるため、地点をタップするだけで訪問先の詳細な情報をスマートデバイスで簡単に参照することができます。

　本サービスを利用することにより、ドライバーは、顧客への訪問履歴、納入情報、クレームの有無などの詳細な最新情報をスマートデバイスから簡単な操作で確認できるため、現在地から一番近い取引先への訪問や、緊急時の対応などを臨機応変に行えるようになり、業務効率や顧客満足度を向上させることができます。

　日立ソリューションズは、2006年からセールスフォース・ドットコム社とライセンス一次販売代理店契約を結んでおり、これまでに多くの導入実績を持っています。これまでの実績で培ったノウハウを活かし、「スマートe-trasus」と「Sales Cloud」の連携による効率的なサービスをワンストップで提供することが可能です。また、「スマートe-trasus」と「Sales Cloud」を既に導入済のお客様には、既存のサービスをカスタマイズして連携を実現します。