日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2012年7月17日
株式会社日立ソリューションズ

学校法人モード学園がファイルサーバーの運用効率化を実現
「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」でファイル廃棄ルール準拠の運用を開始

株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)の「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」が、学校法人モード学園(http://www.mode.ac.jp/org//以下、モード学園)に採用されました。モード学園はこれにともない、東京、大阪、名古屋の3拠点(モード学園/HAL/医校・医専の全9校)でファイルの廃棄ルールを改めて策定し、それに則った運用を開始することによって、ファイルの保存量が秩序なく増加していくことを防止できるようになりました。また、2012年1月より運用を始めた大阪総合校舎では、3月までにファイルサーバーの全容量の約30%にあたる180GB、約50万ファイルの削除を実現しています。

モード学園では、書類の保管期限を細かく規定していましたが、デジタルデータの保存に関する詳細な規定を設けていなかったため、不要ファイルの削除が思ったように進まず、ファイルの保存量は日々増加傾向でした。また、2008年1月からのシンクライアントシステムへの移行に伴い、これまで各PCに保存していたファイルをファイルサーバーに移したことで、その保存量はさらに増加しました。モード学園はこのような状況に対処するため、教職員にファイルの整理を促すとともに、古い不要なファイルを自動で判別して削除するシステムの導入を検討していました。

このたび採用された日立ソリューションズの「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」は、ファイルの名前や保存期限などの属性をもとに削除ポリシーに従って不要ファイルやその類似ファイルを自動判別し、ユーザーに削除を通知します。また、フォルダごとにディスク使用容量やその推移、不要ファイルの候補数をレポート出力することで、サーバー管理者の業務負荷を削減します。
 モード学園では、本システムの導入に伴い、ファイルの有効期限を通常1年と定め、ファイル名に保管期限を付ける命名規則を改めて策定しました。また、日立ソリューションズはこのルールに則った運用を推進するため、ファイル名に付けられた保管期限から期限切れファイルを自動判別して削除候補として一覧表示し、教職員が明示的にまだ保管したいファイルの削除マークを外すか、ファイル名の保管期限を更新しない限り、自動的に削除される機能を「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」に追加して提供しました。今後も、一覧表示の件数制限やチェックの自動化などの要望に対応していく予定です。

モード学園では、「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」の採用によりファイルの使用容量を削減できただけでなく、運用ルールの順守や不要ファイルの削除を通して、ファイルの重要度に対する教職員の意識が高まるなどの効果が出ています。

■「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」の特長

  • ファイルサーバーの利用状況を、ファイルのプロパティ情報やユーザー設定条件をもとに可視化します
  • ファイルサーバーの傾向を分析でき、それに合わせて可視化の観点を変更したり組合わせることができます
  • 可視化の結果は、利用者全員で共有できます。また、該当条件のファイル一覧も、アクセス権を考慮したうえで、利用者全員で共有できます
  • 利用者が所有しているファイルに絞込み、不要ファイルを削除したり、移動することができます

■「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」紹介URL

■ 本導入事例のご紹介

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:宮本、安藤
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 「MEANS」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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