日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2012年10月17日
株式会社日立ソリューションズ

小・中規模向けデスクトップ仮想化製品の提供を開始
OSSの活用により、安価な導入コストで提供

株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、米国Virtual Bridges Inc. (本社:米国テキサス州、CEO:Jim Curtin)の仮想化ソフトウェア「VERDE(バーデ)」の提供を、10月18日から開始します。本製品はオープンソースの活用によってライセンス費用を抑えたデスクトップ仮想化(VDI)ソフトです。

近年、TCO削減、運用管理負荷の低減、情報漏洩対策、時間や場所を問わないワークスタイル、といった観点から、デスクトップ環境を集中管理するデスクトップ仮想化に取り組む企業が増えています。また、東日本大震災以来、事業継続対策としてデスクトップ仮想化に注目が集まっています。一方で、小・中規模では初期導入コストが見合わず、デスクトップ仮想化の導入が難しい状況にありました。

そこで、日立ソリューションズでは、小・中規模のデスクトップ仮想環境向けにライセンス費が安価な「VERDE」の提供を開始します。本製品は、仮想サーバー上に仮想デスクトップを集約するVDI (Virtual Desktop Infrastructure )型であり、認証やVM管理などのVDI用コンポーネントをLinuxアプリケーションとして実装し、サーバー仮想化基盤内で動作させるため、「VERDE」単体で構成することが可能です。100ユーザーまではサーバー1台で済むことから、初期導入コストが削減できます。また、単体構成、冗長化構成、拠点分散構成を組み合わせる事で、さまざまな環境で導入が可能となります。
 日立ソリューションズでは、これまでデスクトップ仮想化で培った経験やノウハウを基に、ラインナップを拡充したデスクトップ仮想化製品を活用し、企業の規模に応じた最適なデスクトップ仮想化環境を提供します。

「VERDE」の国内総代理店はオリゾンシステムズ株式会社です。

図:コーディング診断画面例
図:「VERDE」の構成

なお、今回の発表に際し、Virtual Bridges Inc.よりエンドースメントをいただいています。

■ Virtual Bridges Inc.のエンドースメント

Virtual Bridges Inc.は、日立ソリューションズによる仮想化ソフトウェア「VERDE」の提供開始を心より歓迎します。
 昨今、お客様の情報システム管理部門は、シンプルで効果的なデスクトップ仮想化の導入を望んでおり、エンドユーザの業務環境では柔軟性、拡張性と高いパフォーマンスをデスクトップ仮想化に求めています。お客様の働く環境がより快適になるようVirtual Bridges Inc.は仮想化ソフトウェア「VERDE」をはじめ、最新のテクノロジーを提供しています。今後、Virtual Bridges Inc.は日立ソリューションズと緊密な協力関係を築くことで、お客様の快適な業務環境の構築に貢献してまいります。

Virtual Bridges Inc. CEO Jim Curtin

■ 価格

製品名 価格(税込)
VERDE オープン価格

■ 販売開始時期

2012年10月18日

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:槇田、関口
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ VERDEは、Virtual Bridges社の商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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