日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2013年2月15日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(東京都品川区、取締役社長 林 雅博、以下、日立ソリューションズ)は、特定非営利活動法人サービスグラント(東京都渋谷区、代表 嵯峨 生馬、以下、サービスグラント)と協働で、日立ソリューションズ社員によるプロボノ※チームを編成し、日本と中国のNPOやNGO、社会起業家などのソーシャル・イノベーターをつなげる団体である日中市民社会ネットワーク(東京都世田谷区、代表・李妍、以下、CSネット)のウェブサイトリニューアルの支援を行いました。
日立ソリューションズ企業プロボノの第一弾である本プロジェクトには、ソーシャルマインド溢れる社員やプロボノ活動に興味のある社員5名が参加を表明し、「プロジェクトマネジャー」「マーケッター」「情報アーキテクト」「マークアップエンジニア」といった役割分担でチームを編成し、プロボノワーカーとして、約9ヶ月間活動を行いました。
本プロジェクトは、2012年4月のキックオフミーティングを皮切りに、サービスグラントの支援を得ながら運営され、CSネットへのヒアリング調査、リニューアルへの中間提案を経て、最終的な制作プランへと進みました。プロボノチームは本業との両立に挑戦しながら、ITのプロフェッショナルとして、サイトコンセプト作成、サイト構成設計、外部デザイナーと協働によるデザイン提案を通じ、最終的にCSネットのウェブサイトリニューアルという成果物を納入し、プロジェクトを完了しました。
参加したプロボノワーカーからは、「本業で培ったスキルを社会に還元できた」「NPOへの理解が深まった」「新しい技術を学ぶことができた」「視野が広がり、人間的成長につながった」「仕事に活かせる経験を積むことができた」などの感想が聞かれました。
日立ソリューションズでは、本業で培った専門性を活かして、今後も震災復興支援やその他のさまざまな社会課題解決に貢献すべく、プロボノ活動を拡大していく予定です。
【CSネットからの声】
日立ソリューションズのプロボノの皆様はCSネットという団体を理解するところから丁寧に作業を進め、私たちの使命と目標、対象としたい人々、活動の方法、強みや弱み、特色と個性など、一つ一つ明確になるまでヒアリングを重ねてくれました。プロボノの皆様は、じっくりと時間をかけて、私たちの団体としての方向性をきちんと反映するサイトの構成と内容にこだわってくださいました。新しいサイトをCSネットの翼とし、飛躍できる一年にしていきます。
専門的な技能を持つ人達が社会貢献のために、無償または低報酬でサービスを提供すること。もともと「公共善のために」を意味するラテン語「pro bono publico」に由来。日本では、先進的な企業が、社会貢献のためのプロボノ活動を行うようになってきています。
日中市民社会ネットワーク(CSネット)は、日本と中国のNPOやNGO、社会起業家などのソーシャル・イノベーターをつなげる非営利の任意団体です。環境、高齢化社会、災害という三つの領域を中心に、社会を変えたいイノベーターに、隣国の同志を紹介し、知恵の共有と意欲の共振を目指しています。
NPO法人サービスグラントは、2005年1月の活動開始以来、ビジネススキルや職務経験などを生かした社会貢献「プロボノ」によるNPO支援活動を専門とする中間支援型NPO(NPOを支援するNPO)です。
サービスグラントには、2013年2月現在1,500人以上のビジネスパーソンやクリエイターが「プロボノワーカー」として登録し、これまでに111件のプロボノプロジェクトを運営しています。ウェブサイト・パンフレット・事業計画立案などの支援を行い、NPOの活動基盤強化に資する数多くの成果を挙げています。
担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 CSR推進部
担当:高野
E-mail:csr-contact@hitachi-solutions.com
担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:槇田、関口
TEL:03-5479-5013 E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)