ニュースリリース

2013年3月29日
株式会社日立ソリューションズ
ブレイズ・コンサルティング株式会社

　株式会社日立ソリューションズ(本社：東京都品川区、取締役社長：林 雅博／以下、日立ソリューションズ)は、ブレイズ・コンサルティング株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：酒匂　秀敏／以下、ブレイズ・コンサルティング）と協業し、「ビジネスルール管理システム　Progress Corticon（プログレス コーティコン） BRMS*1ソリューション」の提供を、4月1日から開始します。本ソリューションは、戦略・戦術に沿って業務ルール*2の変更を俊敏に業務システムへ適用することが可能な仕組みをつくり、効果的な業務ルールのマネージメントを実現します。

*1：BRMS： Business Rules Management System。ビジネスルール管理システム
*2：業務上の規則や条件、判断基準、経験的な対処パターンなど

昨今、企業が市場環境の変化に素早く対応するために、業務ルールをタイムリーに変更し、業務システムを迅速に改変することが重要となっています。この有効な手段として挙げられるのが、BRMSです。BRMSとは、業務ルールを業務システムから切り離して管理し、業務担当者がコーディングレスで簡単に業務ルールの変更が可能な製品です。日本においても、業務ルールが複雑で頻繁に変更される、生損保、銀行、証券、通信分野などを中心に関心が高まっています。

日立ソリューションズは、BRMSの導入コンサルティングで豊富な実績を持つブレイズ・コンサルティングと協業し、米国プログレスソフトウェア社のBRMS「Progress Corticon」を活用した「ビジネスルール管理システム　Progress Corticon BRMSソリューション」の提供を開始します。 「Progress Corticon」は、表形式のわかり易い入力画面で業務ルールを定義でき、また業務ルールの変更による矛盾を検出する論理チェックや、業務システムへ反映した場合の機能チェックを通して、より正確で作業効率の高い業務ルールの作成が可能なため、戦略に沿って俊敏に業務ルールを変更する仕組みづくりが可能です。さらに、業務ルール数やデータの複雑さが増しても、DeTI（ディーティ、Design-Time-Inferencing）アルゴリズム*3により優れた性能を発揮します。

*3 米国にて特許取得済

図：「ビジネスルール管理システム　Progress Corticon BRMSソリューション」の概要

日立ソリューションズとブレイズ・コンサルティングは、本製品を核に、日立ソリューションズのSI力と、ブレイズ・コンサルティングのBRMSコンサルティング力を生かし、与信や保険加入の審査がある生損保や銀行、証券分野、料金プラン変更が多い通信分野などをはじめ、業務ルールが大量かつ複雑であり、頻繁に変更される企業に向けて「ビジネスルール管理システム　Progress Corticon BRMSソリューション」を提供していきます。また、両社は、BRMSを活用したソリューションの開発やクラウドでの提供など、さらなる付加価値の協創に取り組んでいきます。

※ Progress、Corticonは、米国プログレスソフトウェア社及びその関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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