日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2013年10月21日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)は、集中型Javaコード診断ツール「anyWarp CodeDirector(エニーワープ コードディレクター)」とWebシステム性能測定ツール「Assam WebBench(アッサム ウェブベンチ)」の最新版の提供を、10月22日から開始します。
最新版の「anyWarp CodeDirector V7.2」では、セキュアなAndroidアプリ開発に向けて23の標準セキュアコーディングルールを追加しました。これにより、セキュリティ問題が潜在しているソースコードを検知することができ、アプリの品質向上を実現します。
また、最新版の「Assam WebBench V11.3」では、仮想化環境(VMWare ESX 4.1以降)に対応しました。これにより、大規模な負荷テストを実施する際、複数台のクライアントPCを用意する必要がなくなり、性能測定におけるコスト削減を図ります。
1. 標準セキュアコーディングルールの追加
近年、Androidアプリ開発へのJavaの適用が進んでいますが、セキュアなソフトウェアを開発するためには、非推奨のAPI(Application Program Interface)を使用したり、マルチスレッド特有のセキュリティ問題が潜在したりしているソースコードを検知し、排除することが重要です。
「anyWarp CodeDirector」は、Java開発のコーディングルール違反をプロジェクトで定めた標準化ルールに従って組織的にチェックし、ソフトウェアの品質管理を行います。V7.2では追加したルールにより、以下のような問題を検知することができます。
2. Java統合開発環境Eclipse4. 3上で随時コード診断
Java統合開発環境Eclipse上でコード診断を実行することで、開発者自身が担当しているソースコードを随時チェックすることができます。V7.2では、現在普及している最新の統合開発環境であるEclipse 4. 3でコーディング診断を実施できます。
1. 仮想化環境に対応し、性能測定の初期導入コストと運用コストを削減
Webシステムの性能を確保するためには、想定した同時アクセス数でどの程度の応答性能が得られるか、どの程度のユーザー数まで耐えられるかなどの高負荷テストが必要です。
「Assam WebBench」は、Webブラウザと同様の操作でテスト対象のWebシステムにアクセスするテストシナリオを作成し、Webシステムの性能を測定することができます。従来、「Assam WebBench」で大規模な負荷テストを実施するためには専用のクライアントPCを複数台用意する必要があり、その初期設定や運用が煩雑でした。V11.3では、仮想化環境に対応したことで、1台のPCで仮想クライアントの数を指定するだけで、高負荷テストを実行できます。また、価格はテスト対象のWebサイト、もしくはテスト実施者ごとのライセンス体系に基づいており、仮想クライアント数に依存しません。そのため、以前と比較してコストを削減できます
図:「Assam WebBench」測定結果例
1. anyWarp CodeDirector V7.2
OS | Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition / Enterprise Edition Microsoft Windows XP Professional Microsoft Windows Vista Business (SP2) Microsoft Windows 7 Professional (SP1) Microsoft Windows Server 2008, Standard Edition (SP2) / Enterprise Edition (SP2) Microsoft Windows Server 2008 R2, Standard Edition (SP2) / Enterprise Edition (SP2) CentOS 6.1 |
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Java | Java SE Development Kit 6,7 |
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Eclipse | Eclipse IDE 3.6, 3.7,4.2,4.3 |
ブラウザ | Internet Explorer 7.0, 8.0, 9.0 |
2. Assam WebBench V11.3
OS | Microsoft Windows 7 Professional(SP1) Microsoft Windows 7 Enterprise(SP1) Microsoft Windows 7 Ultimate(SP1) Microsoft Windows Server 2008 R2(SP1) Standard Microsoft Windows Server 2008 R2(SP1) Enterprise |
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仮想化ハイパーバイザ( | )VMWare ESX 4.1以降 |
1. anyWarp CodeDirector V7.2
製品名 | 税込価格(税抜価格) |
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anyWarp CodeDirector | 10ユーザライセンス:\1,050,000(\1,000,000) ~ |
anyWarp CodeDirector Android オプション | \210,000(\200,000) |
2. Assam WebBench V11.3
製品名 | 税込価格(税抜価格) |
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Assam WebBench Standard Edition | \1,575,000(\1,500,000) |
Assam WebBench Enterprise Edition | \2,625,000(\2,500,000) |
Assam WebBench Introscope連携オプション | \315,000(\300,000) |
Assam WebBench導入オプション | オープンプライス |
2013年10月22日
日立ソリューションズにおいても、テストの効率化に長年取り組んでおり、プログラミングから総合テストの各段階でテスト支援ツールを利用しています。これらのツールをスイート製品として提供するのが「anyWarp TestSuite」です。
本ツール群は大きく以下5つのツールに分かれています。ドキュメントレビュー支援ツール「Review Coordinator」で設計時の効率・品質向上を、集中型Javaコードインスペクションツール「anyWarp CodeDirector」でプログラミング時の品質向上を、回帰テスト自動実行ツール「anyWarp Capture/Replay」および手動テスト支援ツール「anyWarp Capture/Replay Assist」で総合テストの効率・品質向上を、Webシステム性能測定ツール「Assam WebBench」で総合テスト時、運用開始後のシステムの性能監視を行うことで、設計から総合テストにわたって、テスト効率・品質向上を支援します。
anyWarp CodeDirector : http://www.hitachi-solutions.co.jp/anywarp_codedirector/
Assam WebBench : http://www.hitachi-solutions.co.jp/a_webbench/
URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/ Tel:0120-571-488
担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:槇田
TEL:03-5479-5013 E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ VMWareは、米国およびその他の地域におけるVMWare, Inc.の登録商標または商標です。
※ Javaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※ Androidは、Google Inc.の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※ Eclipseは、Eclipse Foundation, Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ Review Coordinator、anyWarp、anyWarp CodeDirector、anyWarp TestSuite、anyWarp Capture/Replay、Assam WebBench、ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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