ニュースリリース

　株式会社日立ソリューションズ(本社：東京都品川区、取締役社長：佐久間 嘉一郎／以下、日立ソリューションズ) は、これまでのスキー部「AURORA（アウローラ）」を、新設した「車いす陸上競技部」と合わせた総合的な障がい者スポーツチーム「チームAURORA」とし、9月1日から始動します。
　新たなコーチ、スタッフを加えた「スキー部」および「車いす陸上競技部」の体制は以下のとおりです。

新設した「車いす陸上競技部」には、2014年3月に開催されたソチパラリンピック大会　ノルディックスキーのバイアスロン競技で銅メダルを獲得したシットスキーヤーの久保 恒造選手が専任で所属しており、2016年のリオデジャネイロパラリンピック大会出場をめざし、国内外の車いすマラソン大会へ精力的に出場しています。トレーニングをはじめとする体調管理に関しては、同部のスタッフとして新たに迎えた桐蔭横浜大学　スポーツ健康政策学部　教授の桜井 智野風氏より、スポーツ科学の見地から支援を得ています。
　「スキー部」では、このたびコーチとして、日本オリンピック委員会ナショナルコーチのアカデミー資格および選手指導経験を有する長濵 一年氏を迎え、2018年の平昌パラリンピック大会へ向けた体制を固めました。

今後、日立ソリューションズは、「スキー部」と「車いす陸上競技部」の両部において、選手の発掘からトレーニング、チーム運営まで積極的に支援していきます。そして、日立ソリューションズグループのシンボルとして、総合的な障がい者スポーツチームをめざして活動を拡大し、国内の障がい者スポーツ界のさらなる発展に貢献していきます。

＜競技中の写真＞

日立ソリューションズは、日本初の障がい者スキー部を2004年11月に設立しました。障がい者スポーツは、まだ底辺が浅く、競技人口やそれをサポートする関係者、活動を運営する資金が少ない、といった非常に厳しい状況にあります。才能ある選手でも競技大会に出場することすら難しく、さまざまなボランティアの方々に支援を受けて活動しています。

日立ソリューションズは、そのような才能ある闊達な選手たちが競技に専念できる環境を提供し、有望な選手を育成したいという想いからスキー部を設立しました。2014年4月より「車いす陸上競技部」を加えた2部体制とし、総合的な障がい者スポーツチームとして活動を拡大しています。

日立ソリューションズ AURORA(アウローラ)ブログ（http://www.skiblog.jp/）
日立ソリューションズ チームAURORA ウェブサイト（http://www.hitachi-solutions.co.jp/aurora/）
※ 「AURORA」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。