日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2015年7月28日
株式会社日立ソリューションズ

クラウドベースのCRMの利用状況をビッグデータ利活用基盤「Splunk」で見える化
Salesforceと連携し、セキュリティ対策とIT運用業務の効率向上を支援するサービスを提供

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)は、株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 CEO 小出 伸一)が提供するクラウドベースのCRMアプリケーション(以下、Salesforce(セールスフォース)のイベントログをSplunk Services Japan合同会社 (本社:東京都千代田区、Country Manager:中村 賢生)のビッグデータ利活用基盤「Splunk」で分析し、利用状況を見える化するサービスを7月29日から提供開始します。
 本ソリューションでは、従来の「Salesforce」の導入ソリューションにおいて、「Splunk」を活用し、情報システム部門のセキュリティ対策とIT運用業務の効率向上を支援するダッシュボード※1を標準で提供するとともに、お客様のニーズに合わせた機能やダッシュボードの追加開発にも対応します。

※1 複数の情報源からデータを集め、概要をまとめて一覧表示する機能や画面

「Salesforce」は、CRM(顧客管理)やSFA(営業支援)を標準装備するクラウドベースのアプリケーションプラットフォームで、世界15万社以上で利用されています。昨今、その機能が多機能化する中、企業の利用方法もポータルサイトや業務システムなど、多様化しており、機密性の高いデータが保存される場合も増えています。
 「Salesforce」を導入する企業の情報システム部門では、複雑化するサイバー攻撃や内部不正による情報流出対策、増え続けるITシステムの運用作業の効率向上といった課題に対して、従来のオンプレミス環境に加えて「Salesforce」に代表されるクラウド環境も含めた各種対策の必要性に直面しています。

「Splunk」は、ビッグデータ利活用基盤(オペレーショナルインテリジェンス・プラットフォーム)として、Webサイト、アプリケーション、サーバー、ネットワーク、センサー、モバイル機器から生成されるマシンデータ※2を、収集、インデックス化し、リアルタイムに検索・監視・分析・可視化することを可能にします。世界100カ国以上、9,500社以上の企業、政府機関、大学、サービスプロバイダーがSplunkを利用し、ビジネスや顧客の理解を深め、サービスや稼働率の向上、コスト削減、サイバーセキュリティリスクの軽減を実現しています。

※2 コンピュータ、各種IT機器、各種センサーなどから生成されるログやアプリケーションのテキストデータ。

日立ソリューションズは、 IT企業でもいち早く「Salesforce」や「Splunk」を販売し、幅広い業界で実績を積んできました。このたび、これらの経験と知識を生かし、「Salesforce」の約30種類のイベントログとログイン履歴などのデータを「Splunk」で分析してアクセス状況や利用状況を見える化し、セキュリティ対策やIT運用業務の効率向上を支援します。

本サービスの特長は以下の通りです。

1. システム構築支援

サーバーに「Splunk」をインストールし、「Salesforce」のデータの取り込みを設定します。

2. ログの見える化

取得したログの分析結果をレポートやグラフで見える化するダッシュボードを標準で提供します。

3. カスタマイズ対応

上記のログの見える化サービスに加え、お客様のニーズに合わせて、ダッシュボードの作成やアラートの通知設定を行います。

4. トレーニング

構築したシステムの利用方法や運用方法について、システムエンジニアがトレーニングを行います。

5. 保守

構築したシステムのバージョンアップや設定変更の作業に対してメールで支援します。

日立ソリューションズは今後も、「Salesforce」と「Splunk」の利便性を高め、お客様の業務を支援するソリューションを幅広く提供していきます。

■ エンドースメント

このたびの発表にあたり、エンドースメントをいただきました。

  • 株式会社セールスフォース・ドットコム 専務執行役員 アライアンス本部長 保科 実氏

    「日立ソリューションズによる、Splunk ログ利活用ソリューションの提供が開始されることを心より歓迎いたします。 クラウド運用におけるセキュリティ問題の可視化や、解決に向けた柔軟な調査手法の確立がお客様の重要な課題となっています。今後さらに、このソリューションが発展することで、多くのお客様のクラウド基盤の構築や運用に大きく貢献すると確信しています。」

  • Splunk Services Japan 合同会社 Country Manager 中村 賢生氏

    「このたびのSplunkの採用を大変嬉しく思います。ビックデータ活用の分野では、膨大なデータを迅速に収集するとともに、リアルタイムに分析、可視化することが求められますが、お客様のニーズは多岐にわたります。Salesforceとも親和性の高いSplunkを採用いただくことで、お客様は、Splunkの得意とする検索、分析の速さ、お客様のニーズに沿ったカスタマイズ性の高い可視化を実感いただき、ひいてはセキュリティ対策やIT運用業務の効率向上に貢献できると考えております。」

■ 標準で提供するダッシュボードのイメージ

ダッシュボードのイメージ

■ 販売開始時期

2015年7月29日

■ 価格

個別見積もり

■ Salesforce 紹介URL:

■ Splunk 紹介URL:

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:安藤、竹谷
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ Splunkは、Splunk Inc.の登録商標です。
※ Salesforceは、salesforce.com,inc.の商標または登録商標です。
※ ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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