日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2017年1月31日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:柴原 節男/以下、日立ソリューションズ)は、企業システムのデータ保護、複製、二次利用の効率化を支援するためのプラットフォームを提供する米国Actifio Inc.(アクティフィオ/本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Ash Ashutosh/以下、アクティフィオ社)の物理アプライアンス製品「Actifio CDS」や仮想アプライアンス製品「Actifio Sky」を活用したソリューションを2月1日から提供開始します。
「Actifio CDS」や「Actifio Sky」は、分散する本番環境のデータから生成した仮想コピーデータを統合管理することで、企業内のデータ量の増加を最小限に抑え、また、バックアップのための運用負荷を軽減するものです。
これにより、企業は、データの肥大化で増加していたストレージ投資などのシステム導入コストを低減することが可能となります。また、「Actifio」製品と、日立ソリューションズが提供する大規模なITインフラの構築や運用ノウハウを基にしたコンサルティングを組み合わせ、インフラ投資コスト全体で約40% の削減効果が期待できます。
近年、企業のITシステムにおけるハイブリッドクラウドの活用やサーバー仮想化の進展により、インフラ環境は複雑化しており、システム管理部門の運用負荷が増大しています。また、災害対策としてのDR(ディザスタリカバリ)サイトの構築や、DevOps
このため、データ量は肥大化し続けており、ストレージやライセンスへの投資など、システム導入コストの増大が課題となっています。
1. 仮想コピーデータを統合管理し、 システム導入コストを低減
管理対象データの差分のみを本番環境から取り込み、独自の重複排除、データ圧縮機能により、仮想コピーデータを統合管理することで、バックアップ用のストレージ使用量を削減し、システム導入コストを低減します。
2. 災害対策としてのDRサイトやDevOps環境を低コストで速やかに構築
コピーデータを仮想環境に保持し、物理的なストレージなどへの移行が不要なため、迅速なシステムの切り替えが可能となり、災害対策としてのDRサイトや、開発、運用部門のためのDevOps環境を低コストで速やかに構築します。また、開発やテストで使用するコピーデータは、データベースマスキングツールと連携させることで、マスキング済みのデータとして迅速に提供することが可能です。
3. 各企業の業態に応じたコンサルティングを提供し、大規模なITインフラ環境を最適化
大規模なITインフラの構築と運用ノウハウを持つ日立ソリューションズが、各企業の業態などに応じたコンサルティングを行います。また、日立ストレージの仮想化機能と連動したソリューションやアマゾン ウェブ サービス(AWS)などのクラウドサービスと連携し、企業のITインフラ環境の最適化を支援します。
日立ソリューションズは、企業のITインフラ構築に関する経験とノウハウを生かし、導入コンサルティングやシステム構築に取り組んでいきます。また、今後3年間で関連ソリューションを含めて50億円の売上をめざします。
アクティフィオ社は、コピーデータの仮想化という先進的なテクノロジーを提供しています。アクティフィオ社のシステムは、データをインフラから切り離すことで、事業の耐障害性や柔軟性、クラウドへの移行性を劇的に向上します。アクティフィオは、バックアップ、災害対策、開発テストなどに関わるデータ管理アプリケーションが乱立している環境を、アプリケーション指向のデータ保護ポリシーに基づくシンプルなソリューションに置き換えます。37の国々で1,500社を超えるグローバル企業およびサービスプロバイダーが、アクティフィオ社の技術を採用しています。
個別見積
2017年2月1日
担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:竹谷、安藤
TEL:03-5479-5013
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ Actifio、Actifio CDS、Actifio Skyは、米国Actifio Incの米国における登録商標または商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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