日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2017年5月31日
株式会社日立ソリューションズ

確実なデータ移行を実現する「ファイルサーバデータ移行サービス」を提供開始
データ移行に伴う業務停止時間を従来の25%に縮減し、移行時のトラブル発生リスクも軽減

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:柴原 節男/以下、日立ソリューションズ)は、ファイルサーバーのリプレースや拡張、集約、クラウドストレージへのマイグレーションなどに伴う、データ移行の計画立案から実行までをワンストップで支援する「ファイルサーバデータ移行サービス」を6月1日から提供開始します。
 本サービスは、これまでの大規模ストレージやファイルサーバーでのデータ移行のノウハウを基に独自に開発した「データ移行ソフトウェア」を活用することで、データ移行に伴う業務停止時間を従来の約25%*1に縮減するものです。また、さまざまなファイルサーバー製品に精通した専門SEがデータ移行の計画立案から実行までをワンストップで支援することで、データ移行時のトラブルやデータの移行漏れを防ぎ、確実なデータ移行を実現します。

*1「データ移行ソフトウェア」を使わずに、1テラバイトのデータを移行した場合との比較。日立ソリューションズ調べ。

■ 背景

近年、文書のデジタル化やIoT、ソーシャルメディアなどの普及により、業務で扱われるデータ量が肥大化しています。このため、ファイルサーバーのリプレースや拡張、集約、クラウドストレージへのマイグレーションなどへの需要が高まっています。
 ファイルサーバーのリプレースなどにあたっては、基幹業務に直結した重要な資産であるデータの移行を、ミスなく確実に実行することが求められますが、必要となる専門知識やスキルを持った人財が不足しているのが実状です。
 このため、データ移行においてアクセス権やデータ移行漏れなどのトラブルが発生し、業務への影響が長期間に及ぶなどの問題が起こっています。

■ 「ファイルサーバデータ移行サービス」の特長

1. データ移行に伴う業務停止時間を大幅に縮減

 大規模ストレージやファイルサーバーでのデータ移行のノウハウを基に独自に開発した「データ移行ソフトウェア」の事前検証機能により、ファイルへのアクセス権などの確認を行い、また、実行時には移行処理の差分コピーや並列実行などで、データ移行に伴う業務停止時間を、従来のデータ移行手法と比較して約25%に縮減します。

2. 専門SEがデータ移行作業をワンストップで実施し、トラブルの発生リスクを軽減

 日立ソリューションズの経験豊富なSEが、要件定義から事前検証、リハーサル、移行設計、データ移行、移行後の整合性検証までのプロセスをワンストップで実施し、データを確実に移行することで、トラブルの発生リスクを軽減します。

3. さまざまなファイルサーバーの組み合わせやクラウド環境へのデータ移行にも対応

 Windowsなどの一般的なファイルサーバーを含むさまざまな製品に精通した専門SEが、構成や機種などさまざまなファイルサーバーの組み合わせ*2や、クラウド環境への移行にも対応し、スムーズなデータ移行を実現します。

*2 SMB(Server Message Block)プロトコルをサポートしているファイルサーバー製品(Windows、NetApp、Samba、Hitachi Virtual File Platformなど)が対象となります。

■ 今後について

日立ソリューションズは、金融業や製造・流通業などの大手企業を中心に、さまざまな企業、団体へ本サービスを提供し、今後3年間で関連サービスを含めて10億円の売上をめざします。

■ 提供価格

データ容量5テラバイト(TB) 250万円~ (税別)

■ 提供開始時期

2017年6月1日

■ 「ファイルサーバデータ移行サービス」について(http://www.hitachi-solutions.co.jp/filemigration/

事前検証データ移行開始前に移行元サーバーの属性情報、アクセス権を確認し、移行条件を満たしていることを検証します。移行性能、移行データの総容量、ファイル更新頻度など、移行設計に必要な統計情報を集計・検証します。
データ移行お客様業務を停止せずにバックグラウンドで差分コピーを繰り返し、差分が少なくなったところで業務を停止し、最後の差分コピーを行います。業務停止が必要なのは最後の差分コピー期間となり、業務停止期間を縮減できます。
アカウント情報変換ファイルに設定されたアカウントが既に削除されているアカウントの場合、データ移行後にアクセスできない恐れがあるため、ルールに従ってファイルのアカウント情報を変換します。
移行後整合性検証移行前のファイルサーバーと移行後のファイルサーバーのファイル数、全ファイルのアクセス権・サイズ・タイムスタンプを比較し、移行が期待通り、確実に完了していることを検証します。

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<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013  
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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