日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2017年8月31日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:柴原 節男/以下、日立ソリューションズ)は、IoT化が進む制御システム向けに、数十マイクロ(0.00001)秒(当社従来比:約1/1000
本システムは、Key-Value-Store やリングバッファ の採用で処理能力を向上し、データの検索や更新の超高速化を実現します。また、IoT機器から出力される種類の異なる複数のデータを同時に処理し、一元管理できるマルチスレッドに対応することで、高度化する自動運転やロボットなどの制御アプリケーションの開発効率向上を支援します。
さらに、自動車の機能安全規格である ISO26262 の設計プロセスに準拠したエビデンスを提供することで、車載システムにおける規格の認証取得を支援します。
日立ソリューションズは、9月1日から、本システムの体験版をダウンロードできるサイトを公開します。
(http://www.hitachi-solutions.co.jp/entier-cache/)
昨今、自動運転やロボットなどの高度化に伴い、制御ユニット上のアプリケーションでは、限られたリソースの中で1ミリ(0.001)秒以下の処理能力が求められています。また、制御ユニット上のアプリケーションは、センサーなど複数のIoT機器とのデータの受け渡しも必要となり、データの多様化・大規模化に伴うデータの整合性確保や、アプリケーション間の干渉回避といった課題の解決も求められています。
これらの課題を解決するため、日立ソリューションズは、組み込みデータベース「Entier」の開発で培ってきたノウハウを生かし、2016年10月に日立オートモティブシステムズ株式会社と共同で、自動運転車向けのアプリケーション開発を効率化する「自動運転ECU(Electronic Control Unit)プラットフォーム」を開発しました。本システムは、「自動運転ECUプラットフォーム」に採用された組み込みデータベースを汎用化したものです。
・開発環境: Windows(x86)、Linux(x86)
・ターゲットシステム: Linux(ARM)
その他のターゲットへのポーティング状況につきましては、お問い合わせください。
個別見積
9月1日
「Entier」は、カーナビゲーション、デジタル家電、スマートデバイスなどの組み込みデバイスに適した、軽量、高速、高機能なリレーショナルデータベースとして、これまでに累計約2,100万ライセンス(2017年6月時点)出荷してきました。
「Entier インメモリデータベース管理システム」は、従来の「Entier」と比較して、約1/1000の高速化を実現し、自動運転やロボットなどを制御するアプリケーションの組み込みデータベースとして適用できます。
http://www.hitachi-solutions.co.jp/entier/sp/
担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ Entierは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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