日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2018年9月6日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:星野 達朗/以下、日立ソリューションズ)は、Okta, Inc.(本社米国カリフォルニア州サンフランシスコ市、CEO:Todd McKinnon、以下、Okta社)と国内初のディストリビュータ契約を締結した「Okta Identity Cloud」を活用し、クラウド上でID管理とアクセス制御を実現する「クラウド型ID管理・統合認証総合支援ソリューション」を9月7日から提供開始します。
「Okta Identity Cloud」は、「Microsoft Office 365」や「Box」をはじめとした5,500以上のクラウドサービスやアプリケーションとセキュアに連携し、ユーザーアカウント、アクセス権限などをクラウド上で管理するIdentity as a Service(IDaaS)です。Okta社は、業務の効率化などを目的に「Okta Identity Cloud」を導入した多数の企業から、クラウド上でのID管理やアクセス制御のセキュリティ技術などで、高い評価を得ています。
本ソリューションでは、数多くのID管理・アクセス制御の構築実績で培ってきた技術ノウハウをもつ日立ソリューションズの技術者が、企業の規模やオンプレミスとクラウドのハイブリッド環境などの運用形態に対応したシステムの導入支援から、構築、運用・保守までトータルに対応します。また、「Okta Identity Cloud」の日本語サポートや、技術者の定期訪問による評価報告やトラブルシュートにも対応します。
これにより、企業では、クラウドサービスやアプリケーションに関係なく、シングルサインオンで認証できることでユーザーの利便性を向上するとともに、クラウド上でID管理とアクセス制御を一元的に行うことで、システム管理者の業務効率化を実現することができます。
「Okta Identity Cloud」は、日立グループ約30万ユーザーの認証基盤として利用されており、その導入から運用・保守に日立ソリューションズも参画しています。
昨今、企業では働き方改革や事業のグローバル化が加速する中、時間と場所を選ばずに利用できる、クラウドサービスの利用が広がっています。複数のクラウドサービスやアプリケーションを利用するにあたり、システム管理者は、個別にID管理やアクセス制御を行っていたため、業務の負荷が増大していました。また、退職や職制改正などに伴う、アクセス権限の更新・失効漏れや、クラウドサービスへの不正アクセスによる、情報漏洩リスクが高まるといった課題もありました。
日立ソリューションズは、これまでも数多くのID管理・アクセス制御を実現する「統合認証・アクセス管理ソリューション」を提供してきました。そこで培ってきた実績をもとに、クラウド上でセキュアなID管理とアクセス制御を実現できる「Okta Identity Cloud」を活用した本ソリューションを提供することになりました。
1. 多くの企業が導入しており、クラウド上でID管理とアクセス制御を行う「Okta Identity Cloud」を活用
「Microsoft Office 365」や「Box」、「Salesforce」、「ServiceNow」をはじめとした5,500以上のクラウドサービスやアプリケーションと連携ができ、ユーザーアカウント、アクセス権限などをクラウド上で管理するIDaaSのリーダー的存在
これにより、ユーザーは、利用するクラウドサービスやアプリケーションに関係なくシングルサインオンで認証できることで利便性が向上するとともに、システム管理者は、ID管理やアクセス制御を一元的に行えるため業務の負荷を軽減できます。
2. 企業の規模やオンプレミスとクラウドのハイブリッド環境などの運用形態に対応したシステムを構築
数多くのID管理・アクセス制御の構築で培ってきた技術やノウハウをもつ日立ソリューションズの技術者が対応することで、企業の規模やオンプレミスとクラウドのハイブリッド環境などの運用形態に対応したID管理とアクセス制御をクラウド上で実現するシステムを構築します。また、システムの計画から、移行、管理者向けのトレーニングまで、トータルに支援します。
さらに、「Okta Identity Cloud」は、企業が既に利用している他社製も含む多要素認証にも対応しており、日立ソリューションズは、自社の持つセキュリティシステムの構築ノウハウとあわせて、企業のポリシーに即したセキュリティ対策を支援します。
これらにより、お客様のクラウド化に適したエコシステムを提案・構築することが可能です。
3.「Okta Identity Cloud」の日本語サポートの提供により、お問い合わせに対して迅速かつ正確に対応
日立ソリューションズは、Okta社と「Okta Identity Cloud」のディストリビュータ契約を締結し、国内初となる日本語サポートを提供します。これにより、お客様はお問い合わせの際に、言語や時差を心配することなく、迅速かつ正確な対応を受けることができます。“Okta’s vision is to enable any company to use any technology and it’s an honor to partner with Hitachi Solutions, one of the well-known solution vendors in Japan, and indeed the entire world, as we work together to achieve that goal,” said Charles Race, President, Worldwide Field Operations, Okta. “This is a big stride forward as Okta continues our growth with international customers and we look forward to years of successful collaboration to come.”
「Oktaは、クラウド上でID管理やアクセス制御を実現できる技術で、さまざまな企業とつながることをビジョンとしています。日本で著名なソリューションベンダーのひとつである日立ソリューションズとパートナーになり、その目標を達成するためにともに取り組んでいくことを光栄に思います。Oktaは世界中の顧客とともに成長し、コラボレーションしていくことを楽しみにしています。」
※ 日立ソリューションズによる和訳
「クラウド型ID管理・統合認証総合支援ソリューション」 個別見積
9月7日
担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ Oktaは、Okta,Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)