日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2018年9月28日
株式会社日立ソリューションズ

組織や社員の働き方を見える化する「リシテア/HRダッシュボード」を販売開始

現場での自律的な改善を実現する「働き方改革2.0」をワークスタイル変革ソリューションで支援

  株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:星野 達朗/以下、日立ソリューションズ)は、働き方改革を推進する企業に向けて、組織や社員の働き方の状況を見える化し、自律的な改善を支援する製品「リシテア/HRダッシュボード」を、10月1日から販売開始します。
  本製品は、さまざまな業種の大企業を中心に、1,200社以上で利用されるシステム「リシテア/就業管理」上の勤怠情報から残業時間、有給休暇取得などのデータを集計し、組織や個人単位で、グラフ化やランキング表示するダッシュボードを提供します。
  テレワークやフレックスタイムをはじめ勤務形態の多様化が進む中、企業は本製品を利用することで、組織や個人の働き方の見える化を実現します。管理職は、これにより、組織単位での長時間労働の是正や、生産性の高いチームや社員の把握、チーム内の負荷分散や業務の見直しを行えるようになります。また、社員個人は、自らの働き方を把握し、業務のやり方を工夫するなど、自律的に改善することができます。
  2019年4月、働き方改革関連法の施行が迫る中、企業の働き方改革の取り組みは「導入・試行」から「推進・加速」へとシフトし、その目的は、勤務時間の適正な管理から生産性向上や競争力強化へと発展していくと考えられます。
  日立ソリューションズはこの段階を「働き方改革2.0」と位置付け、本製品をはじめ、「ワークスタイル変革ソリューション」のさまざまなラインナップで、お客様のさらなる改革を支援していきます。

図1: 「リシテア/HRダッシュボード」の管理職向け画面
図1: 「リシテア/HRダッシュボード」の管理職向け画面

■ 背景

日立ソリューションズは、2017年7月に「ワークスタイル変革ソリューション」の提供を開始し、多くの企業と意見交換を行ってきました。
  そのような中、先進的な企業では、働き方改革の「試行・導入」から「推進・加速」の段階にシフトしてきていることがわかりました。この「働き方改革2.0」の段階において重要なことは、人事部門主導ではなく、製造・生産部門や営業部門、スタッフ部門の管理職や社員が自律的に働き方を管理する意識付けや環境作りを行うことです。
  日立ソリューションズは「働き方改革2.0」を支援するため、ワークスタイル変革ソリューションの一環として、組織や社員の働き方の状況を見える化し、自律的な改善を支援する「リシテア/HRダッシュボード」を提供することにしました。
  ワークスタイル変革ソリューションでは、さらに、多様な人財の資格やスキル、経歴の見える化や、AIを活用してより効率の良いコラボレーションを支援するサービスも提供しています。

図2: 日立ソリューションズが考える働き方改革のステップ
図2: 日立ソリューションズが考える働き方改革のステップ

■ リシテア/HRダッシュボードの特長

1. 働き方の状況を見える化し、管理職や社員の自律的な改善を支援

  総実労働時間、残業時間、有給休暇の取得などの指標で、組織や社員の働き方の状況をグラフやランキングで見える化するとともに、各KPIの進捗状況や全社・部門・職位別平均との比較結果も表示します。また、管理職には、月間残業時間制限の超過見込み者をアラート表示するなど、働き方改革を進めるうえでの問題点を可視化し、先手の行動を促します。
  管理職は、これにより、テレワークやフレックスタイムのように勤務体系が多様化する中でも、長時間労働の是正や、生産性の高いチームや社員の把握、チーム内の負荷分散や業務の見直しを行えるようになり、組織のパフォーマンスの最大化を図ることができます。
  また、社員が自分の働き方を客観的に見ることにより、働き方を変えるきっかけになります。

2. 月末時点の残業時間の予測を表示し、よりきめ細やかな労働時間管理を実現

  講月の途中において、その月の平日の残業時間の平均から月末時点の残業時間の合計を算出し、管理職のよりきめ細やかな労働時間管理を実現します。また、お客様のニーズに合わせ、画面のカスタマイズにも対応できます。
  2018年度中には、「働き方改革関連法」の時間外労働の上限規則(月100時間、年720時間、2~6か月の各平均80時間)に則った運用に対応する機能も提供予定です。

3. データの表示範囲を部門、職位ごとにカスタマイズ設定

  経営層や人事部門、製造・生産部門、営業部門、スタッフ部門の管理職、社員など、データの表示範囲を部門や職位ごとに設定することができます。
  全社および部門ごとに必要な情報を俯瞰的に見ることができるため、働き方改革のKPIに合わせて、成果・進捗を確認することができます。

■ 今後について

日立ソリューションズは今後も、企業の働き方改革のステップに合わせてトータルに支援できるよう、ワークスタイル変革ソリューションのさらなる充実を図り、企業の成長を支援していきます。
  社員の自律的な取り組みを促し、組織としての進捗や成果を確認できるよう、勤務情報だけでなく、企業が保持する人事情報やワークログ、コミュニケーションログなどさまざまな情報を収集し、分析・見える化を実現する仕組みを提供する予定です。

■ 販売開始時期

2018年10月1日

■ 販売価格

個別見積もり

■ 働き方改革2.0を支援する、ワークスタイル変革ソリューションのその他の新サービス

日立ソリューションズは、「働き方改革2.0」を支援するため、多様な人財の資格やスキル、経歴の見える化や、AIを活用してより効率の良いコラボレーションを支援するサービスも提供します。

1. クラウドベースの人材データプラットフォーム CYDAS

  日立ソリューションズでは、多様な人財の個性を生かし組織パフォーマンスの最大化を支援するため、社員の資格やスキル、経歴などを見える化する、株式会社サイダスのクラウドサービス「CYDAS」を提供します。社員一人ひとりのスキルや経歴を社内で共有できるほか、個々人の情報をグラフ化し、分析することで、適材適所の人財配置や人財育成を支援します。
  https://www.hitachi-solutions.co.jp/wsi/sp/cydas.html

2. Microsoft365を基盤とするコラボレーションワーク

  Microsoft365をコラボレーションの基盤とし、導入から運用、利活用促進に至るさまざまなサポートメニューによって、柔軟で効率的な働き方の実現に寄与します。
  例えば、チャットボットの仕組みを使った「AIアシスタントサービス」をMicrosoft365のグループチャットTeamsと連携させることにより、スマホで簡単に社内の情報を探索したり、チームメンバーとチャットしたりしながら、スケジュール調整や会議の設定をチャットボットに行わせることができます。どこにいても手軽なチャットのインターフェースを使って業務を遂行できるようになります。
  https://www.hitachi-solutions.co.jp/wsi/sp/ckds.html

■ 商品紹介URL

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<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:安藤
TEL:03-5479-5013  
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ リシテアは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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