ニュースリリース

　株式会社日立ソリューションズ(本社：東京都品川区、取締役社長：星野 達朗／以下、日立ソリューションズ)のグループ会社Hitachi Solutions America, Ltd.(本社：米国・アーバイン、CEO：秋山恵穂／以下、日立ソリューションズアメリカ)は、マイクロソフトのクラウドサービス市場におけるリーディングカンパニーであるCapax Global, LLC.(本社：米国・シカゴ、CEO：Jerry Hawk／以下、キャパクス グローバル社)を買収することに契約締結し、1月14日、手続きを完了しました。
　本買収は、日立グループの北米でのクラウド事業成長戦略に向け、マイクロソフトのクラウドプラットフォームでの事業基盤を強化するものです。
　日立ソリューションズは、今回の戦略的買収によって60名以上の経験豊富なデータアナリストやアプリケーションエンジニアを新たに確保します。これにより、従来のMicrosoft Dynamics事業に加え、Microsoft Azureによるデータ活用基盤のモダナイゼーションのコンサルテーションからアプリケーション開発、データ分析まで、トータルにサービスを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速します。

2004年設立のキャパクス グローバル社は、Microsoft AzureやOffice365などのマイクロソフトのクラウドサービスを活用し、データプラットフォームのモダナイゼーション、AI、IoTを得意とする企業です。データサイエンティストやデータアナリストを擁し、金融、小売、製造業向けサービスに多数の実績を有しています。
　また、キャパクス グローバル社は、マイクロソフトのクラウドパートナーとして認定されており、「2017 Microsoft Data Platform Partner of the Year Award」のファイナリストに選ばれています。

マイクロソフトは昨今、クラウド市場の拡大に先駆け、ビジネスアプリケーションをすべてクラウドサービス化し、Microsoft Azure上に統合して提供する戦略を実行しています。
日立ソリューションズはこれまで、北米、欧州、東南アジア、インド、中国で現地法人を設立し、Microsoft Dynamics事業を中心にグローバル事業を展開してきました。米国の独立系市場調査およびアドバイザリー企業である Forrester Research, Inc.が発行する 「Forrester Wave：Microsoft Dynamics 365サービス、Q4 2017」においては、グローバル市場におけるMicrosoft Dynamics 365サービスプロバイダーのリーダーとして評価されています。
日立ソリューションズグループは、マイクロソフトとの関係を一層強化し、事業拡大を図るため、キャパクス グローバル社を買収し、クラウドサービスをトータルに提供する体制を整えました。この取組みにより、マイクロソフトの製品・サービスをベースとした関連ソリューションにおいて、2021年度海外売上収益400億円をめざします。

担当部署：経営企画本部　広報・宣伝部
担当：安藤、廣納（ひろのう）
TEL：03-5479-5013 　
E-mail：koho@hitachi-solutions.com