日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2019年3月28日
株式会社日立ソリューションズ
データの参照や検索が容易になるデータカタログの自動作成から、権限や履歴の管理までを支援
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:星野 達朗/以下、日立ソリューションズ)は、企業がデジタルトランスフォーメーションを推進していく中で、蓄積してきた多様なデータの信頼性を確保し、データを簡単に利活用できる「データガバナンスソリューション」を4月1日から提供開始します。
昨今、企業では多様なデータが蓄積される一方、システム管理者が分散化したデータを管理・メンテナンスしきれないという問題があります。そのため、利用者は必要なデータを探せず、また、データの品質も確保されず、データの利活用が進まない状況になっています。
そこで本ソリューションでは、蓄積してきたIoTやログなどの非構造データを含む多様なデータの品質、アクセス権、利用履歴などを適切に統合管理する環境を提供します。また、データカタログ によって社内のデータをWebブラウザやAPI 経由で簡単に参照・検索し、データの品質を確認することができます。
具体的には、米国Talend社の「Talend Data Catalog」を活用し、データカタログを自動作成します。また、使い慣れた用語でデータを検索できるビジネス用語辞書や、データリネージ 機能によって作成されたデータの発生時からの変遷や所在・形式情報、プロファイリング によってデータの品質情報を確認し、利用できます。
これらにより、企業では、データを適切に管理することができ、データ利活用の促進が可能になります。
日立ソリューションズは、多様なデータの利活用を促進したい製造業や社会インフラ事業をはじめさまざまな業種の企業に、本ソリューションを提供していきます。さらに、AIやBIツールを活用したビッグデータ分析や、匿名化した個人情報の活用も支援していきます。
デジタルトランスフォーメーション時代の到来により、企業では多様なデータを収集・分析して、事業企画、マーケティング、業務改善などに生かしていく取り組みが加速しています。そのような中、データサイエンティストに限らず、社内の誰もが必要なデータを利用できるデータの民主化
データの民主化を実現する際には、データを整備するとともに、データの信頼性や機密性を確保する必要があります。しかし、データを活用していく上で、データの品質が悪く利用できない、欲しいデータが探せない、データの発生時からの変遷が不明、データの整理や管理が大変といった問題が発生していることから、本ソリューションを提供することになりました。
これまでビッグデータ利活用基盤の構築で培ってきた日立ソリューションズの技術者が、コンサルティングから、データカバナンス基盤の構築、データの運用・保守までトータルに対応します。これにより、お客様のデータ利活用基盤において以下を実現します。
1. 収集したIoTなどの非構造データも検索・分析に活用できる、データカタログを自動で作成
2. ビジネス用語辞書、データリネージ機能によるデータの発生時からの変遷や所在・形式情報、プロファイリングで確認したデータの品質情報などを統合管理でき、データの信頼性や品質を提示
3. データごとにユーザのアクセス権を付与し、利用履歴を監視することで、データの機密性を向上
Talend株式会社 カントリーマネージャー 西村 哲也 氏より、エンドースメントをいただきました。
「Talend株式会社は、日立ソリューションズの『データガバナンスソリューション』の提供開始を心より歓迎いたします。
Talend株式会社が提供する『Talend Data Catalog』は、グローバルのエンタープライズ企業において高い評価をいただいております。
長年にわたってビッグデータ関連ソリューションを提供してきた日立ソリューションズの実績や知見と、Talend株式会社が提供する『Talend Data Catalog』の組み合わせにより、企業が求めるニーズに応え、お客様のさらなるビジネスの成長を支援してまいります。」
個別見積
2019年4月1日
「Talend導入ソリューション」
https://www.hitachi-solutions.co.jp/talend/
「プライバシー情報匿名化ソリューション」
https://www.hitachi-solutions.co.jp/pdap/
ビッグデータ利活用基盤ソリューション「Hadoop導入ソリューション」
https://www.hitachi-solutions.co.jp/hadoop/
オープンソース分散処理基盤「Cloudera Enterprise/CDH ソリューション」
https://www.hitachi-solutions.co.jp/cdh/
「ニアリアルタイム見える化ソリューション」
https://www.hitachi-solutions.co.jp/iot-spf/
担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ 本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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