日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2019年6月4日
株式会社日立ソリューションズ
ロボット開発を内製化し、販売実績集計や基幹システムへの受注入力業務を自動化
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:星野 達朗/以下、日立ソリューションズ)は、ヘルスケア・ファインケミカル専門商社であるイワキ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩城 慶太郎/以下、イワキ)の働き方改革における業務効率向上を支援するため、Automation Anywhere, Inc.のRPAソフトウェア製品「Automation Anywhere」を活用した「RPA(Robotic Process Automation)業務自動化ソリューション」を提供しました。
イワキは、営業事務の一部で、月末に発生していた約400件の値引き申請のデータ入力処理を、2019年2月から、ソフトウェアロボット(以下、ロボット)で自動化しました。人事や経理の業務にも適用範囲を拡大し、年内に約20台のロボットの稼働をめざします。
イワキと日立ソリューションズは最初に、約100件の単純な業務を洗い出し、その中から短期間で効果が測ることができる、値引き申請のデータ入力処理のロボットを開発しました。
2019年4月に施行された「働き方改革関連法」による残業規制や有給休暇取得の義務化を受け、多くの企業では、働き方改革への取り組みが急務となっています。
イワキでも働き方改革に取り組み、労働時間の縮減を推進する上で、業務のやり方を見直し、さらなる生産性向上を図ることが課題となっていました。そこで、情報システム部門が中心となり、PCを使ったデータ入力などの単純作業の自動化を目的に、RPAの全社導入を検討することになりました。
イワキでは、プログラム経験がなくてもできるロボット開発の容易さや、大規模な全社導入の実績などを評価し、「Automation Anywhere」の導入を決定しました。
また、日立ソリューションズは、イワキの基幹システム構築実績があり、その品質の高さに加え、「Automation Anywhere」の自社での導入・運用ノウハウや、体制、マニュアルづくりなどの提案が評価され、今回の受注に至りました。
イワキ株式会社 業務本部 情報システム部の方から、以下のコメントをいただいています。
「『Automation Anywhere』を導入するだけでなく、使いこなしていくまでフォローアップしてくれることから、日立ソリューションズの『RPA業務自動化ソリューション』を導入しました。適応できる業務の洗い出しなどを一緒に行い、値引き申請処理のロボットを稼働できました。今後も、日立ソリューションズが自ら蓄積してきた『Automation Anywhere』のノウハウや活用事例などの提供を期待しています。」
( https://www.hitachi-solutions.co.jp/wsi/sp/rpa.html )
グローバルで豊富な導入実績を誇るリーディングエンタープライズRPAプラットフォーム「Automation Anywhere Enterprise」を活用し、お客様の業務の自動化を実現するソリューションとして、以下の特長があります。
(1)専門知識がなくても、部品を組み合わせるだけでロボットの開発が可能
(2)全社導入で必要となる、ロボット開発手法の標準化や、進め方などをトータルにサポート
(3)日立ソリューションズが培ってきた、RPAの実現に必要となる情報やノウハウをクラウドで提供(オプションサービス)
担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ 本文中の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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