日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2024年9月3日
株式会社日立ソリューションズ

サブスク管理システムに契約状況などを確認できるダッシュボードを標準搭載し利便性を向上

BSSsymphonyクラウドサービスの機能を強化し、お客さまのデータドリブン経営と迅速な経営判断を支援

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、サブスクリプションビジネスに必要な顧客管理、契約、課金・請求、決済などをクラウドサービスで提供する「BSSsymphony(ビーエスエスシンフォニー) サブスクリプションプラットフォームサービス(以下、BSSsymphonyクラウドサービス)」において、加入者数や収益、解約率などの推移をダッシュボードで可視化する「データ利活用サービス」を追加し、9月4日から提供開始します。
  サブスクリプションビジネスで収益を安定化させるには、お客さまの継続利用が重要です。そのためには、迅速な現状把握と分析、改善を繰り返していくことが求められます。BSSsymphonyクラウドサービスは、通信や製造、医薬など幅広い業界で導入されています。サブスクリプションビジネスで求められる多様な価格体系やキャンペーン実施に簡単なパラメータ設定で対応できるだけでなく、外部システムとの柔軟な連携や高いセキュリティを備えており、サブスクリプションビジネスを新規に開始する企業のサブスクリプションビジネスの早期立ち上げを支援しています。また、このたび追加する「データ利活用サービス(ダッシュボード機能)」は、世界中の多くの企業で利用されている「Tableau」を採用し、事業状況の可視化機能を標準で提供します。これにより、データの集積や加工を行うことなく、BSSsymphonyクラウドサービス上に状況を表示し、迅速な意思決定を可能とし経営判断を支援します。
  日立ソリューションズは今後も、所有から利用へとビジネスの転換を図る企業に向けて、サブスクリプションビジネスの立ち上げから運用までを支援し、企業データドリブン経営を推進します。

図1 「データ利活用サービス」が寄与するサブスクリプションビジネスの事業改善
図1 「データ利活用サービス」が寄与するサブスクリプションビジネスの事業改善

■ 背景

所有から利用へと消費スタイルが変わる中、多くの企業がサブスクリプションビジネスを開始しており、企業の中で複数のサービスが立ち上がるため、それらを柔軟に管理するシステム構築が課題となります。
  日立ソリューションズは、サブスクリプションビジネスにおける顧客管理・契約管理・ユーザの課金請求に関する業務をトータルでサポートするBSSsymphonyクラウドサービスを2020年から提供し、通信や製造、医療など幅広い企業で利用されています。BSSsymphonyクラウドサービスでは、データを有効活用するための集計や加工は個別に実施する必要がありました。このたび、お客さまの要望に応じ、サブスクリプションビジネスの加入者数や収益などをBSSsymphonyクラウドサービスにダッシュボードで可視化する「データ利活用サービス」を提供することになりました。

■ BSSsymphonyクラウドサービスの「データ利活用サービス」の特長

1. サブスクリプションビジネスの状況をすぐに確認できるダッシュボードを標準で提供、簡単なカスタマイズも可能

加入者数、売上、収益、債権、解約率などの推移を確認できるダッシュボードを標準で提供します。事前の個別設定が不要のため、本サービスを導入するだけで、すぐに利用できます。また、お客さまによるカスタマイズも簡単で、ご要望に応じて、お客さま専用のダッシュボードの構築も行います。

表 「データ利活用サービス」が標準提供するダッシュボード一覧

No. ダッシュボードの種類 概要
1 全般 加入者数の推移、MRR(月次経常収益)の推移、解約率などを表示
2 サービス別分析 サービス別の加入者数の推移、サービス別の売上推移などを表示
3 締め処理の請求情報 本締め後の当月の請求金額、請求金額の推移、前月比較などを表示
4 債権・入金の分析 月毎の債権に対する消込の状況などを表示

2. ダッシュボードには世界トップクラスのシェアを誇るBIツール「Tableau」を採用

  サブスクリプションビジネスの状況を可視化するダッシュボードは、BIツールとして世界トップクラスのシェアを誇る「Tableau」を採用しています。日立ソリューションズは、「Tableau」の社内での活用経験とお客さま導入実績で得た、現場で生きる知見とノウハウを生かした、分析すべきポイントを可視化するダッシュボードを提供します。

3. サブスクリプションビジネスに必要な機能をトータルに提供

 顧客管理・課金・請求ソリューション「BSSsymphony」のパッケージ版で培ってきた知見やノウハウを生かし、BSSsymphonyクラウドサービスとあわせて本サービスを提供することで、サブスクリプションビジネスを新規で始める事業者や、既に開始している事業者に向け、導入支援コンサルティングから、顧客管理、契約、課金・請求、決済、事業状況の確認・分析、カスタマーサクセスまで、必要となる機能をトータルに提供します。

図2 「データ利活用サービス」のダッシュボードの活用例
図2 「データ利活用サービス」のダッシュボードの活用例

■ サブスクリプションビジネス支援ソリューションについて

サブスクリプションビジネスをはじめるお客さまへ、サービスの立ち上げから運営、取引継続・拡大まで、サブスクリプションビジネス成功の鍵となるソリューションを提供します。すでにサブスクリプションビジネスをはじめているお客さまへ、お客さまのビジネスの状況に合わせて、課題を解決するソリューションを提供します。BSSsymphonyクラウドサービスは株式会社クボタなど、IoTなどを活用し、サブスクリプションビジネスを推進する企業で利用されています。
  URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/subscription_support/solution/operation/platform.html
  (導入事例)URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/bsssymphony/case05/

■「Tableau」について

「Tableau」は、シンプルな操作と圧倒的な表現力でデータから”気づき”を促して、データの可視化で先が見えてくるBIツールです。日立ソリューションズは、 「Tableau」を2014年から取り扱っており、Tableauリセラーパートナー PREMIERとして、これまで150サイト以上の導入実績があり、社内での活用経験と、お客さま導入実績をあわせて得た、現場で生きる知見とノウハウを生かしたデータ活用基盤の導入を支援しています。
  URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/tableau/

■ 日立ソリューションズの「デジタルソリューション創出プラットフォーム」について

本サービスは、日立ソリューションズのサービス協創基盤「デジタルソリューション創出プラットフォーム」で提供しています。「デジタルソリューション創出プラットフォーム」は、VMware社の「VMware Tanzu🄬」を採用しています。
  日立ソリューションズが長年培ってきたリーン開発などのノウハウを生かし、迅速な立ち上げから、カスタマーサクセスを実現する継続的な改善をお客さまとの協創で進めます。今後もお客さまとの協創でデジタルビジネスを強力に支援していきます。

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株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 経営企画本部 広報部 [担当:廣納、大鳥]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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