日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2024年9月26日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、運用管理者が手作業で行ってきた業務アプリケーションのスケジュール管理を支援する「クラウド型ジョブスケジューラーサービス」を、10月1日から販売開始します。第1弾では、Amazon Web Services(AWS)上のクラウドネイティブな業務アプリケーションを対象に、それらの実行スケジュールをシンプルなグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)で設定でき、休日の振り替え実行などの柔軟な自動化が行えるようになります。
企業が提供するクラウド上のデジタルサービスが急増する中、企画や事業部門などにおいてもデータ処理やAIモデルトレーニングのようなジョブを実行する重要性が高まっています。ジョブの実行には、規則的な繰り返しのほか、休日や祝日に配慮した例外的な対応も多く、運用担当者の誤ったジョブ実行の防止や業務負荷の軽減が課題です。
今回提供するサービスは、AWS上のクラウドネイティブな業務アプリケーションを対象に、Webブラウザ上でカレンダー形式などのシンプルなGUIを提供し、ジョブ実行の繰り返しルールの作成から、休日の自動振り替え、将来の実行予定の把握までを支援します。従量課金の料金体系も選択できるため、スモールスタートが可能です。今後、AWS以外のクラウドサービスへの対応など、機能拡充を行っていきます。
日立ソリューションズは、長年にわたる運用管理関連の製品開発の経験や、導入・運用に関するノウハウの下、クラウドネイティブでの高い利便性と効率的なシステム運用を支援し、持続可能な企業経営に向けたサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)に貢献していきます。
図:クラウド型ジョブスケジューラーサービスのイメージ図
DXが加速し、企業がさまざまなクラウド上のデジタルサービスを提供する中、企画やマーケティング、事業部など、幅広い部門でシステム運用の重要性が高まっています。
デジタルサービスを立ち上げ、拡大していく過程において、多くのシステム運用管理者は、手軽に利用できるOS標準のジョブ管理ツールや、クラウドベンダーが標準で提供するジョブスケジューラーを活用しています。しかしながら、それらの機能ではさまざまな業務に合わせた柔軟な対応が難しく、運用管理者は、休日の振り替え実行や祝日設定を手作業で行う必要があったり、一覧化されていない実行スケジュールを逐一確認する必要があったりと、業務負荷が大きくなっています。また、手作業で行うため運用担当者が誤ったジョブ実行をしてしまう場合もあります。
そこで日立ソリューションズは、長年にわたる運用管理関連の製品開発の経験や、導入・運用に関するノウハウの下、運用管理者の手作業の自動化や簡略化を支援する「クラウド型ジョブスケジューラーサービス」を提供することになりました。第1弾では、多くの企業に利用されるAWS上のクラウドネイティブな業務アプリケーションを対象にスケジュール管理機能を提供します。今後は、その他のクラウドサービスに対応し、より柔軟なスケジューリングを支援するなど、サービスを拡充していきます。
従量課金プランは、ジョブ実行1件当たり5.5円(税抜)として、ジョブ実行数に応じた月額料金となります。ジョブ実行数とは、本サービスがカレンダーまたはスケジュールに応じてお客さまの業務を実行した回数です。
そのほか、ジョブ実行数が多いお客さま向けの月額基本料+従量課金プランや、1年分を最初にお支払いいただく年間プランも提供いたします。
2024年10月1日
株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 経営企画本部 広報部 [担当:秋山、大鳥]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ Amazon Web Services、AWSは、Amazon Technologies, Inc.の米国およびその他の国における商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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