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ニュースリリース

2024年10月7日
株式会社日立ソリューションズ

シリコンバレー発、社内起業で設立したスタートアップPaletter社が、
国内最大規模のアカデミア横断型起業支援プログラム「1stRound」の支援先に採択【お知らせ】

　株式会社日立ソリューションズ（本社：東京都品川区、取締役社長：山本二雄／以下、日立ソリューションズ）は、社員がシリコンバレーで起業に挑戦できる「スタートアップ創出制度」を2023年4月から本格運用しています。本制度を利用し、2023年11月に設立したPaletter, Inc.（本社：米国カリフォルニア州、CEO：井上正彦、以下Paletter）が、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社（本社：東京都文京区本郷、代表取締役社長植田浩輔、以下、東大IPC）が運営する起業支援プログラム「1stRound」の第11回支援先として採択されました。
  「1stRound」は、国内最大規模のアカデミア機関が共催するプログラムで、毎年2回各回約8件が採択されます。採択されたスタートアップには、Non-Equity*1資金やクラウドリソース、オフィスなどの開発環境およびキャピタリストと専門家による6ヶ月のハンズオンが無償提供されます。
  Paletterは、採用面談をAIで支援するサービスを開発し、米国の大手ファーストフードチェーン（ニューヨーク店舗）で利用されています。2024年4月には、マイクロソフト社のスタートアップ向けプログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」において最上位の「Scale」に選出され、15万ドル分のMicrosoft Azureの利用権を獲得しました。Paletterは、このたびの「1stRound」による後押しを受け、一層の事業拡大に向けて成長を加速してまいります。
  日立ソリューションズは今後も、社会課題解決につながるサービスを生み出すスタートアップの創出をめざし、社会のサステナビリティ・トランスフォーメーション（SX）の実現に貢献していきます。

*1 Non-Equity 株式発行によらず資金調達を行うこと

図：日立ソリューションズの「スタートアップ創出制度」概要

■ 会社の概要

会社名：Paletter, Inc.
事業内容：採用担当者の好みを学習したAI Poweredソフトスキルアセスメントツールの提供
役員：CEO 井上正彦
設立：2023年11月9日
URL：https://www.paletter.co/

■ Paletter, Inc. CEO 井上正彦のコメント

「Paletterは、採用担当者本人と同じ評価基準を持つ分身AIによるスクリーニングサービスを提供しています。従来のスクリーニング時における評価と採用面談での『イメージのズレ』を減らし、面談回数を削減するというアプローチや、米国市場を見据えたグローバルなサービスである点を、『1stRound』に評価いただきました。顧客目線での価値や技術の伝え方、ビジネスの差別化ポイントの明確化など、的確かつ実践的なアドバイスをいただき、日々事業が前進していることを感じています。弊社は今後も、日本人による米国発スタートアップとして、人とAIが寄り添い、ともに成長する希望ある未来づくりをめざして取り組んでいきます。」