日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2006年12月5日
日立電子サービス株式会社
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
日立電子サービス株式会社(以下「日立電サ」、代表取締役 社長執行役員:百瀬次生、本社:神奈川県横浜市)はお客様の重要情報を扱う技術者や営業等がお客様先から業務に必要な情報を持ち帰る際のセキュリティを高めることを目的に、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下「日立ソフト」、代表執行役 執行役社長:小野 功、本社:東京都品川区)の新商品「CarrySafe(キャリーセーフ)」を採用し、日立電サの全社および関連会社を含め約5,000名に配備しました。
<写真:CarrySafeを搭載した日立電サのUSBメモリの例>
「CarrySafe」システムの暗号プログラムをインストールしたUSBメモリなどの外部記憶媒体は、お客様が特別なソフトウェアの導入や設定をしなくても保存するファイルを簡単に暗号化することができ、既存のソフト等とは違い社内のあらかじめ指定された環境以外では解読できない仕組みになっています。万一運搬の途中で情報を格納した記憶媒体の紛失、盗難などの事故が起こっても、第三者に媒体の内容が漏洩する心配はありません。
日立電サではこれまで、お客様先からの情報の持ち帰りについて、お客様ごとにパスワード保護機能付きの外部記憶媒体や一般の暗号化ソフトなどを用いて対応をしておりましたが、今般「CarrySafe」システムを導入することでお客様には何のご負担もなく、持ち帰り情報の保護レベルを格段に高めることができました。
日立電サは“安心の「電サ」”としてお客様をITのあらゆる脅威からお守りするという仕事柄、情報セキュリティの観点からさまざまな施策を行っており、今回の「CarrySafe」システム全国導入もその一環です。本新商品の開発段階から参画して情報提供を行ってきており、今後は利用者の立場から製品の品質や利便性向上に協力していく予定です。これからも日立グループをあげてお客様に安心・安全・快適をお届けしてまいります。
■お客様先重要情報の持ち出し保護システム
日立ソフトでは、情報漏洩防止ソリューション「秘文(ヒブン)」を中心に、お客様社内の情報漏洩を防止するためのさまざまな対策を提供してまいりました。「CarrySafe」は「秘文」システムと連動し、お客様からの重要情報の持ち帰りを強力に保護するための機能に特化したシステムです。
ご参考:今回導入した「CarrySafe」システムの概要は次の通りです。
■「CarrySafe」システムの特長
■動作環境
自社内の暗号設定・復号PC
OS | Windows 2000 Professional (SP4) Windows XP Home/Professional (SP1、SP2) |
---|---|
CPU | Pentium 200MHz以上 |
メモリ | 128MB以上[推奨256MB以上] |
ハードディスク | 50MB以上の空き領域、 暗号プログラムをインストールするメディアに3MB以上の空き領域 |
前提製品 | 秘文AE Information Cypher 07-00~07-60 |
<本件に関するお問い合わせ>
日立電子サービス 社長室広報グループ 担当:矢野、阿久澤
Tel:045-824-1071 Fax:045-821-3661 E-mail:ans1@hitachi-densa.co.jp
〔12月18日(月)以降は、Tel:03-5441-9222 Fax:03-5441-9243ヘお問い合わせください〕
※ Microsoft, Windowsは米国Microsoft Corporationの登録商標です。
※ Pentiumは米国Intel Corporationの登録商標です。
※ 秘文は日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の登録商標です。
※ CarrySafeは日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の商標です。
※ その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
本お問い合わせ先に送られる個人情報は、お問い合わせに回答した時点で消去し、当社が個人情報を保有することはありません。
PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)
ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。