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ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2006年12月20日
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社

日立ソフトの集中型Javaコード診断ツール
「anyWarp CodeDirector」を大幅機能拡大
~ 指摘件数の集計やJava統合開発環境「Eclipse」に対応 ~

 日立ソフト(本社:東京都品川区、代表執行役 執行役社長:小野 功)は、Java開発におけるコーディングルール違反をプロジェクト全体で組織的にチェックできる集中型Javaコード診断ツールを機能拡大した「anyWarp CodeDirector (エニーワープ・コードディレクター)V4.1」を2007年1月4日より発売致します。本商品では、品質管理情報を集計する機能を大幅に拡張しソフトウェア品質管理を低コストで実現します。
 「anyWarp CodeDirectorV4.1」では、ルール別・担当別・業務別に指摘件数を集計・表示する機能を大幅に強化しています。これにより、プロジェクトマネージャや開発リーダ、品質保証部門の担当者が行なうプログラムの品質管理が容易になります。また、Java開発用IDE(Integrated Development Environment: 統合開発環境)として多数のプロジェクトで利用されているオープンソースである「Eclipse」に連携する機能を用意しました。プログラム開発者は、自分の開発環境上でコード診断を実行することで、スピーディな品質向上が可能になります。
 日立ソフトでは、「anyWarp CodeDirector」をソフトウェア開発ソリューションの一つとして位置づけ、年間500ユーザライセンスを目標に、積極的に拡販していきます。

 大規模ソフトウェアの品質、保守性、生産性を維持するためには、プロジェクトで定めた標準化規約(ルール)に従った実装(コーディング)を行い、均質で可読性の高いソースプログラムを開発することが必要となります。プログラマ固有の癖やムラをなくし、ソースコードの均質性を高めるためには、ルールの逸脱を担当者に早期にフィードバックし、工程中も繰り返しインスペクションを行うことが有効です。しかし、通常コード診断は人手によるレビューによって行われるため、レビュアーや担当者を長時間拘束することになり、常に時間に追われる開発部隊では充分な時間を割くことが困難な状況でした。
 このような状況を打破するために、「anyWarp CodeDirector」は、各担当者に手間をかけることなく、自動的にソースコード全体を診断し、コーディング規約違反を摘出する仕組みを提供しております。また、開発部隊で繰り返し使っていただけるように、日立ソフトが手がけた数多くの開発プロジェクトでの経験に基づき、診断の準備、診断、結果の確認を省力化するための工夫を加えています。
 「anyWarp CodeDirector」は、構成管理ツールと連携して自動でソースコードを取り出しチェックを実施します。チェックのタイミングはスケジューリングが可能で、例えば朝10時など、定期的に繰り返しチェックすることができます。またチェック結果レポートはWebで公開され、規約違反の状況、推移、集中箇所などを複数のサブリーダで共有、比較することができます。これらにより、プロジェクトマネージャは開発担当者に負担をかけずに、品質改善状況と推移を日々客観的に管理することができます。同時に開発担当者も自分の成績を客観的に知る事ができ、他者との比較もできることから、モチベーションの向上を期待することも可能です。


<「anyWarp CodeDirector V4.1」の主な機能強化>

(1)Eclipseプラグインの追加
オープンソースの開発環境であるEclipseのプラグインとして使用することができます。これにより管理者だけでなく開発者がコーディングしている段階からコードの品質を高めることができます。

(2)指摘件数推移グラフの追加
指摘件数推移のグラフがトップ画面、業務別画面、担当者別画面に表示されるようになりました。これにより、コーディングの進捗状況と品質状況を一目でチェックすることができます。
(3)指摘箇所のハイライト表示
ソースの指摘箇所がハイライト表示されるようになりました。これによりソースのどの部分が問題なのかすぐにチェックすることができます。
(4)差分表示
前回インスペクション分のソースと今回インスペクション分のソースの差分表示ができるようになりました。これにより、ソースの変更による指摘の変化をチェックすることができます。
(5)その他
ルールのグループ別集計、ソースのディレクトリ別集計、業務別設定が可能となりました。また、新規ルールも追加しました。

<出荷開始時期> 2007年1月4日

<「anyWarp CodeDirector」製品価格>

製品名 製品内容 標準価格(税別)
anyWarp CodeDirector 10ユーザ版(*) ライセンス 1,000,000円
anyWarp CodeDirector 30ユーザ版(*) ライセンス 2,600,000円
anyWarp CodeDirector 50ユーザ版(*) ライセンス 4,000,000円
anyWarp CodeDirector 100ユーザ版(*) ライセンス 6,000,000円
anyWarp CodeDirectorメディアキット CD 5,000円

(*)ユーザ数は、本製品のレポート出力を参照するユーザおよびEclipseプラグインを使用するユーザを意味しています。例えば10ユーザ版の場合、10人のユーザがレポート参照およびEclipseプラグインを使用することができます。レポート参照を行うユーザとEclipseプラグインを使用するユーザは別でもかまいません。

<「anyWarp CodeDirector」コンサルティングサービス体系>

サービス名 サービス内容 標準価格
年間保守サービス(@Service24) サービス内容については以下をご覧下さい
https://service24.hitachi-solutions.co.jp/
製品標準価格の16%/年
コーディングルール開発
コンサルティングサービス
コーディングルール設計や運用環境の構築等の支援 個別見積

<前提稼動環境>

OS Microsoft® Windows 2003 Server Standard Edition
Microsoft® Windows 2003 Server Enterprise Edition
Microsoft® Windows 2000 Server (SP4以降)
Microsoft® Windows 2000 Advanced Server (SP4以降)
Microsoft® Windows 2000 Professional (SP4以降)
Microsoft® Windows XP Professional (SP1以降)
Java環境 J2SE1.4.2
ハードウェア 上記OSが稼動するPCサーバ
CPU:Pentium4 2.4GHz以上を推奨
実装メモリ:1GB以上を推奨

<製品ホームページ>
  http://hitachisoft.jp/anywarp/codedirector/

* Javaおよび全てのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。
* Microsoft、Windowsは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。
* Pentium4は、米国およびその他の国における米国Intel Corp.の登録商標です。
* anyWarp CodeDirector は日立ソフトの登録商標です。
* その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
* 日立ソフトの正式名称は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社です。

 

<本件に関するお問い合わせ先>
担当部署:@Sales24
Tel: 03-5479-8831  Email: sales24@hitachi-solutions.com

本お問い合わせ先に送られる個人情報は、お問い合わせに回答した時点で消去し、当社が個人情報を保有することはありません。

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