日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2007年4月19日
日立ソフト
日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)の指静脈認証システム「静紋(じょうもん)」が、このたび、コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:木谷彰男 以下コニカミノルタ)製デジタルカラー複合機「bizhub C550」の生体認証による本人確認として採用されました。指の静脈パターンを用いた日立ソフトの「静紋」は、高精度の認証技術を実現していること、認証速度が速いことなどが高く評価され、今回の採用となったものです。
コニカミノルタは2007年2月下旬より指静脈認証に対応した「bizhub C550」を販売中です。各種イベント、米国でのTVコマーシャルでも予想を上回る反響があり、生産計画を見直さざるを得ない状況となっております。
今般、多発する情報漏洩への対策として、電子文書については、文書の暗号化システムの導入が実施され、セキュリティが確保されつつあります。しかし紙文書に関してはまだ対策が不十分なことが多いのが実情です。(注1) コニカミノルタ製デジタル複合機「bizhub C550」を利用するユーザは今回採用となった「静紋」(注2)を利用することにより、ユーザ認証時の煩わしいパスワード入力を行うことなく、確実な機器利用制限と共に利用管理を行う事が可能となります。
プリントデータは本体に一時蓄積され、認証装置に指をかざすだけでそのユーザデータが出力開始されます。そのため、出力管理を行いつつもユーザに手間をかけることなく、他人に出力物を見られたり誤って持ち去られたりすることを防ぐことが可能となりました。
日立ソフトでは、指静脈認証システムの組み込みビジネスを展開しております。このたびのコニカミノルタのデジタルカラー複合機への採用を始め、今後もさまざまな市場ニーズに応えられる指静脈認証ソリューションを提供していきます。
~今回の発表に対し、コニカミノルタより以下のコメントを頂いております~
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 営業本部
「オフィスにおける複合機は、複写機としての役割から情報の入出力機としての役割へと大きく比重が移っており、ミッションクリティカルな企業の知的財産を取り扱うことは希ではなくなってきております。加えて複合機の高機能化により、PCクライアントやサーバー機器を使うことなく、直接企業の内外と電子情報・電子化情報の送受信が出来ます。
この利用環境の変化から、コニカミノルタは、セキュリティに配慮した商品として、所有者を特定するICカード認証装置(Easy Card)に続き、利用者本人を特定できる生体認証として、日立ソフト社製静脈認証を採用しました。特に高度なセキュリティ管理が必要なお客様向けに、複合機業界では初めて本体純正オプションとしてご提供し、日本国内のみならず、欧米にも受け入れられております。」
<指静脈認証システム「静紋」について>
指静脈認証システム「静紋」は、日立製作所の指静脈認証技術を活用した、指内部の静脈パターンを人体に安全な近赤外線で撮影・画像処理して認証するシステムです。
(静紋ホームページ) http://hitachisoft.jp/johmon/
<お客様のお問合せ先>
担当部署:@Sales24
ホームページ http://sales24.hitachisoft.jp/
Tel: 03-5479-8831
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