日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2007年12月17日
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
東京エレクトロン デバイス株式会社
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功、以下、日立ソフト)は、東京エレクトロン デバイス株式会社(本社:神奈川県横浜市、取締役社長:砂川 俊昭、以下、東京エレクトロンデバイス)が国内総販売代理店を務めるログ管理ソフト「SenSage Enterprise Security Analytics」(開発元:米国SenSage, Inc.、以下SenSage(センセージ))を使用した統合ログ管理ソリューションの販売を開始します。本ソリューションでは、システム毎のログの統合化や信頼性の高い管理を実現することで、システム運用業務や監査業務の効率化を図ります。
去る2007年2月に金融庁から「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準」が発表されました。同基準では、「組織目標を達成するためのITの統制目標」の1つに「信頼性」があり、「情報が漏れなく正確に記録・処理されること」が求められています。そのため今後、ミスや不正の発見、不正に対する抑止、不正がなかったことを証明することを可能とする統合的なログ管理は、内部統制をはじめとしたコンプライアンス経営において重要な要素になると考えられます。
更に、コンプライアンスやビジネスリスクへの対応が重要視されるようになる中で、ログデータを書き換えることができない形で長期保管するニーズも高まることが考えられます。
その中で日立ソフトは、「SenSage」をログ管理プラットフォームの中核製品と位置付け、2007年9月より「SenSage」の販売を開始していましたが、更にこの度コンサルテーションから設計・構築・運用支援までをトータルにサポートするソリューションメニューを用意し、金融・公共・産業・通信など幅広い業種のお客様のコンプライアンス経営の強化を支援いたします。
特に「SenSage」と株式会社日立製作所が提供するコンテンツアーカイブ向けストレージアプライアンス「Hitachi Content Archive Platform」との連携ソリューションでは、従来は各システム別に分散管理されていた大量のログデータを統合し、長期間、安全に保管・利用することが可能となります。これによりお客様の情報システム部門の方によるセキュリティ調査や内部監査部門の方による監査報告の効率化を実現します。
当社が「SenSage」を使用して提供するログ管理ソリューション体系を図1に示します。
図1 統合ログ管理ソリューション体系
日立ソフトは今後、「SenSage」と当社の情報漏えい防止ソリューション「秘文」、更に日立グループのミドルウェアとの連携を計画し、お客様にとって価値ある統合ログ管理ソリューションを提供していく予定です。
■価格(税別)
「SenSage」1ノードライセンス:1,062万円~
「SenSage」ソリューションサービス:個別見積
■当社販売目標
今後2年間で、「SenSage」を含めたソリューション全体として30セット、売上30億円を目指します。
■関連URL
http://www.hitachi-solutions.co.jp/sensage/
<東京エレクトロンデバイスについて>
代表者:代表取締役社長 砂川 俊昭
設 立:1986年3月
社員数:766名(2007年10月1日現在)
本 社:神奈川県横浜市都筑区東方町1番地
<日立ソフトについて>
代表者:代表執行役 執行役社長兼取締役 小野 功
設 立:1970年9月
社員数:5,227名(2007年9月30日現在)
本 社:東京都品川区東品川4丁目12番7号
<本件に関するお問い合わせ>
日立ソフト @Sales24
Tel: 03-5479-8831 Email:sales24@hitachi-solutions.com
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