日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2008年4月8日
日立ソフト
日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、OSGi(Open Services Gateway Initiative)仕様に準拠したユビキタス機器向けリモート制御環境「SuperJ Engine Framework v2.0」を5月7日より販売開始いたします。 本製品はホームゲートウェイや情報家電など大量に分散して設置するネットワーク機器に搭載し、遠隔地(機器メーカやコンテンツ事業者)からネットワーク経由でJavaプログラムのインストール/更新/起動/停止を可能にするソフトウェア実行環境です。 本バージョンでは、遠隔制御するための機能を部品化した「プロビジョニング用コンポーネント」を追加提供します。本システムを適用すれば、コンテンツ事業者は自身のプロビジョニングシステム(*)とホームゲートウェイを経由した情報家電等のユビキタス機器を結ぶ、効果的なサービス提供環境を実現することができます。
「SuperJ Engine Framework v2.0」は、今後利用が本格化するホームゲートウェイや、サービス追加・リモートメンテナンスが求められる機器に特に有効で、利用者の手を煩わせることなく新しいサービスを遠隔で組み込むことが可能になります。機器メーカやコンテンツ事業者には新しいビジネス形態を、利用者には新たなサービスを受ける形を提供することが可能になります。また、「SuperJ Engine Framework v2.0」の豊富な機能を利用すれば、様々な機器上にWEBサーバを構築して、遠隔監視・操作機能を実装することも可能になります。
「SuperJ Engine Framework v2.0」が準拠するOSGi仕様は、非営利の標準化団体であるOSGiアライアンスによって規格化されています。OSGi仕様はNGN(Next Generation Network)におけるサービス提供基盤SDP(Service Delivery Platform)への適用技術としても注目されており、株式会社日立製作所のSDPである“情報家電プラットフォーム”にも採用されています。
日立ソフトは今後Javaプログラム以外の更新機能や自律分散制御による負荷分散などの課題に取り組み、ユビキタス社会に貢献するミドルウェアを提案し続けます。
■特徴■実装機能
OSGiで規定される機能の実装範囲は別紙参照。
■製品の構成
【開発者キット】
製品名 | 型番 | 標準価格(消費税込) |
SuperJ Engine®Framework V2.0 | AP00591-020000#0 | ¥420,000 |
【必要な環境】
SuperJ Engine Framework 2.0は、JavaVM(Java ME CDC1.1/FP1.1以上)上で動作します。必要なメモリはJavaVMとアプリケーションによりますが、合わせて6~10MB程度です。
サーバコンポーネント搭載のサーバ環境はJava SE 1.6以上が必要になります。
■製品ホームページ
/sjf/
■本件に関するお問合せ先
担当部署:@Sales24
ホームページ http://sales24.hitachisoft.jp/
Tel: 03-5479-8831
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