日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2008年7月15日
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
日立キャピタル株式会社

日立ソフトと日立キャピタルが農業情報管理システム「GeoMation Farm」の販売で協業
~GIS技術の応用で農業における様々な課題解決と地域・農業振興に貢献~

日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功、以下「日立ソフト」)と日立キャピタル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長:高野 和夫、以下「日立キャピタル」)は、日立ソフトの農業情報管理システム「GeoMation Farm(ジオメーションファーム)」を、協業で販売開始いたします。初年度で、10セットの販売を目標としております。

「GeoMation Farm」は、日立ソフトが長年培ってきたGIS(地理情報システム)技術を応用し、農業現場における様々な情報を地図と関連付けて分かりやすく管理・活用するシステムです。これまで、農業協同組合、農業共済組合、食品関連企業などに導入されています。一方、日立キャピタルは、農家、農業事業者、資材販売業者等の方々をお客様とする農業ファイナンス事業を重点事業の1つとして注力しております。この度、両社の協業により、日立キャピタルが同社の取引先である農業協同組合や食品関連企業に本システムを紹介してまいります。これにより、両社の農業関連ビジネス拡大を目指すと共に、食の安全・安心、土づくり、農地流動化対策、担い手の育成など、農業における様々な課題の解決と、地域や農業の振興に貢献することが可能となります。

「GeoMation Farm」は、以下に挙げた機能を単独、あるいは複数の機能を組み合わせて活用することが可能です。

圃場・土壌情報管理システム:
地図を利用して、農地に関連した、作付情報、耕作者情報、病害虫の発生状況、土壌分析結果、などを一元管理することができます。
生産履歴管理システム:
農薬データベースを利用して、農薬の使用量、使用時期、使用回数をチェックし、成分比較による適正基準判定を行います。
生育予測・食味解析システム:
衛星画像を利用して、小麦の生育予測や水稲のタンパク含有量の解析等を行います。 解析した結果を圃場(ほじょう)ごとにデータ管理し、刈り取り時期・刈り取り順を最適化することにより、乾燥エネルギーの削減や刈り取り作業効率の向上を図り、大幅なCO2の削減を実現します。
*総務省が実施した「u-Japanベストプラクティス2008」の「u-Japan大賞環境部門賞」を受賞
施肥設計システム:
土壌分析データ、作付作物、土性、地域の施肥基準を利用して、土、作物、地域に合った最適な施肥設計を支援します。


<システム概要図>

<製品URL> http://www.hitachi-solutions.co.jp/geomation_farm/
* GeoMationは日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の登録商標です。
* その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

以 上

■ 本件に関するお問合せ先
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 @Sales24
TEL: 03-5479-8831  ホームページ http://sales24.hitachisoft.jp/
日立キャピタル株式会社
営業開発センター 担当:橋本、坂
TEL: 03-3503-2765

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ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。