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ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2008年7月16日
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
株式会社DACS

日立ソフトとDACSがFISC安全対策基準に基づく自己評価システムを販売開始
~コンピュータシステムのリスク安全対策の効率化を支援~

日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功、以下日立ソフト)と株式会社DACS(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:前中 潔、以下DACS)はFISC(※1)の安全対策基準に基づく自己評価を支援するソフトウェア「iFIS-Navi(アイフィスナビ)」を7月16日より販売いたします。FISCの安全対策基準とは、金融機関等の合意のもとに作成された「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書」であり、昭和60年、金融機関等の自主規制として策定され、その後7回の改訂を経て、現在の金融情報システムに関する安全対策のよりどころとして利用されています。「iFIS-Navi」はDACSの安全対策コンサルテーションノウハウと日立ソフトのセキュリティ対策実績を活かしたナビゲーションツールであり、FISC安全対策基準への対応状況把握・分析や自己評価機能によりシステムリスクに対する安全対策の効率化を支援いたします。
※1:FISC:The Center for Financial Industry Information Systems(財団法人 金融情報システムセンター)

めまぐるしい金融サービスの変化によりコンピュータシステムを取り巻くリスクが年々増大しています。そのため金融機関では、コンピュータシステムに対するリスクを定期的に診断し、安全対策を継続して実施することが求められており、その手法の確立および効率化が課題となっています。「iFIS-Navi」ではコンピュータシステムの安全対策基準の内容把握、自社のコンピュータシステムの対応状況、評価、診断を効率よく実施することができ、リスク管理態勢の構築が可能となります。
「iFIS-Navi」の主な特長は以下の通りです。

(1)
FISC安全対策基準の304項目の設問に回答することにより、安全対策基準への対応状況を的確に把握できます。
(2)
回答結果からレーダーチャートなどの自己診断結果レポートを作成します。
(3)
コンサルテーション実績のノウハウを集約し、対応策や現状説明および診断結果例文等を自動表示することで入力を簡易化します。
(4)
過去の診断履歴が保存でき、毎年診断することによりPDCAサイクルに沿ったリスク管理が可能です。
(5)
進捗状況管理機能により、作業状況の管理が容易となります。
(6)
経営者や監査人による評価状況の確認や残存リスクの評価が可能です。


■「iFIS-Navi」の位置づけ
「iFIS-Navi」は安全対策基準自己評価作業プロセスに対し下図に示す範囲をサポートしています。後工程のプロセスになるほどユーザ固有の特性やポリシーに基づいた判断が必要になりますが、「iFIS-Navi」が安全対策基準の各設問に対し、豊富な対応策例や留意事項などを示しながらサポートします。「iFIS-Navi」のご利用に合わせて、コンサルティングをご要望のお客様にはコンサルティングサービスを提供いたします。

安全対策基準自己評価のプロセス

■「iFIS-Navi」の画面イメージ

■自己評価入力のイメージ
カテゴリ毎に表示される評価項目に対して自己評価をラジオボタンで選択し、必要に応じて現状説明、証跡書類を入力します。入力時には回答結果に応じた文例集を用意しています。
カテゴリ別の進捗管理と評価点分類により、自己評価の入力状況を管理できます。

「iFIS-Navi」の画面イメージ

診断結果分析イメージ
カテゴリ毎の評価をレーダーチャートで表示すると共に、総評およびランク別評価結果が出力されま

診断結果分析イメージ

■価格:525万円(税込み)

■販売開始時期:2008年7月16日

■動作環境
(1)スタンドアロン環境
  OS :Windows XP SP2以降
  Web:IIS 5.1
  DB :SQL Server 2005
(2)サーバ環境
  OS :Windows Server 2003 SP1以降
  Web:IIS 6.0
  DB :SQL Server 2005

■「iFIS-Navi」に関するホームページ
http://www.hitachi-solutions.co.jp/fisc/

【日立ソフトについて】
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 http://hitachisoft.jp/
日立ソフトは1970年、日立グループ最初のソフトウェア会社として発足しました。大型コンピュータの基本ソフトの開発や官公庁、金融・保険・証券業向け大規模業務システムの開発などに取り組んでおり、1992年には東京証券取引所1部に上場。セキュリティ、ライフサイエンス、GIS(地理情報システム)、衛星画像、電子ボードシステム、組込みなど幅広い分野でプロダクト&パッケージやサービス提供を行っています。

【株式会社DACSについて】
株式会社DACS(ダックス)は、1970年に「大和銀行(現りそな銀行)」の関連会社として設立され、その後2007年3月に日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社のグループ企業となりました。設立当初よりシステムインテグレータとして金融機関をはじめ、数多くの銀行のお取引企業、自治体や大学等に情報サービスを提供し、お客様の信頼にお応えしています。

■本件に対するお問合せ先
 日立ソフト 担当部署:@Sales24
 Tel:03-5479-8831 ホームページ http://sales24.hitachisoft.jp/

 DACS  担当部署:金融コンサルティング部 
 Tel:06-6204-4112 e-mail: k-sales@dacs.co.jp

iFIS-Naviの利用にあたっては財団法人金融情報システムセンター(FISC)発行の「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書(第7版)及び(第7版追補)」並びに「FISCガイドライン検索システムCD-ROM(第3版)」が必要です。
iFIS-Naviは日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社が商標登録出願中です。
その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。