日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2008年11月25日
株式会社日立製作所
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社

日立が PaaS型 ビジネスインフラサービス
「SecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービス」を提供開始
日立ソフトの「SecureOnline 統制IT基盤提供サービス」を活用

 株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、このたび、各種アプリケーションの開発環境や、さまざまな実運用システムの稼働環境といったIT基盤を、必要な期間だけ、ネットワークを介して提供するPaaS(*1)型ビジネスインフラサービス(以下、ビジネスPaaS)「SecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービス」(以下、日立SecureOnline)をメニュー化し、11月28日から提供を開始します。
 本サービスは、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(執行役社長:小野 功/以下、日立ソフト)が2007年1月から提供している「SecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービス」を活用して提供するものです。
  サーバ・ストレージなどのハードウェアに加え、Windows ServerやLinuxといったOS、さらに付帯する運用サービスを組み合わせて提供します。短期間で利用が開始できるほか、期間も1ヶ月単位での利用が可能です。そのため、初期導入コストの削減ができるほか、開発スケジュールの短縮や開発プロセスの統制などにも寄与するなど、効率的で無駄の少ないIT基盤が利用できます。また、このIT基盤はISMS(*2) に準拠したデータセンタで運用されるため、ユーザーデータの保全やセキュリティ対策といった運用統制が実現できます。さらに、開発協力会社とのプロジェクトなどで各拠点から接続利用するような場合においても、システムへのアクセス権コントロールにより高度なセキュリティ環境を実現します。

*1 PaaS: Platform as a Servicea
*2 ISMS: 情報セキュリティマネジメントシステム (Information Security Management System)

 日立は、この日立SecureOnlineを、企業や金融機関、官公庁などに向け、幅広く提供していきます。また、日立ソフトは、自社の販売網に加え、日立のより広範な販売網により、さらなる拡販を図っていきます。
  さらに今後、日立と日立ソフトは、日立サーバ仮想化機構Virtage(*3)や「Hitachi Storage Solutions」でのストレージ仮想化機能など、日立の先進ハードウェアやソフトウェアを適用していきます。これにより、開発環境や、さまざまな実運用システムの稼働環境にも柔軟に適用可能な環境を提供することで「ビジネスPaaS」サービスを強化し、事業拡大を図ります。

*3 Virtage (バタージュ): Virtual Stageの造語。仮想化 (Virtualization) を新しいステージ (Stage) に導く製品であることを連想させる日立独自仮想化機構のブランド名

<サービス提供例>
イメージ

■日立SecureOnlineの価格と提供開始時期

サービス名称
価格
提供開始時期
SecureOnline統制IT基盤提供サービス
(各種サービス)
個別見積
2008年11月28日

■日立SecureOnlineに関するホームページ
http://www.hitachi.co.jp/products/it/server/so/

■日立ソフトのSecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービスについて
「SecureOnline(セキュアオンライン)統制IT基盤提供サービス」は、日立ソフトが開発した仮想マシン、OS、付帯する運用サービスをPaaS型で提供するサービスで、2007年1月から提供を開始しています。すでに約100社を超える導入実績(常時700仮想マシン以上の稼動実績)があるなど、利用が拡大しています。詳しくは、http://hitachisoft.jp/products/so/ をご覧ください。

■商品名称に関する表示
・Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
・Red Hatは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標または商標です。
・Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
・その他、記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社日立製作所
HCAセンター 電話:0120-2580-12 利用時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土・日・祝日を除く)

日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
担当部署:日立ソフト@Sales24
Tel:03-5479-8831 ホームページ http://sales24.hitachisoft.jp/

<参考>
■SecureOnlineサービスの特長
(1)IT基盤の月額提供
 仮想マシン、OSなどと、付帯する運用サービスを組み合わせたIT基盤を、短期間で利用が開始できるほか、期間も1ヶ月単位での利用が可能であり、効率的で無駄が少なくIT基盤を利用できます。また、ITインフラの購入による予算確保・構築作業などのイニシャルコストを大幅に削減できます。更に、ITインフラの資産管理、減価償却、廃棄などのユーザーの負担を軽減できます。
(2)運用プロセスの統制
 IT基盤はISMSに準拠したデータセンタで運用されるため、ユーザーデータの保全やセキュリティ対策といった運用統制が実現できます。
また、開発協力会社とのプロジェクトで各拠点からの接続利用するような場合においても、システムへのアクセス権コントロールにより高度なセキュリティ環境を実現します。
(3)高性能・高信頼な環境提供
 本サービスのエンジン部に、企業の基幹系システムや公共機関などに数多く導入実績を持つ日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」を採用し、高性能・高信頼なIT基盤を提供しています。

■サービスメニューについて

No
主な提供サービス名
概 要
1
仮想マシン提供サービス ユーザー専用の仮想マシンを提供。必要なサーバ・クライアントのマシンスペック(メモリ・ディスク等)を選択。
2
仮想ファイル共有サービス 別のネットワークを持つ複数拠点から共有できる仮想ファイルサーバを提供。各拠点と仮想ファイルサーバ間をそれぞれVPN(Virtual Private Network)で接続。
3
クライアント集約サービス 仮想クライアントにWindows、Microsoft® Officeをインストールして提供。ユーザーはお手持ちのPCでUSBキーからブートすることで仮想クライアントに接続。
4
ネットワーク接続サービス 仮想マシンをネットワーク接続するためのサービスで、ユーザー内LANへの参加やインターネット接続等の環境を提供。
5
OS提供サービス 仮想マシン上で利用するOSを提供。Windows ServerとRed Hat Linuxを用意。
6
バックアップサービス 仮想マシンの環境をそのままバックアップ。
7
問合せサポート SecureOnlineサービスに関する問合せサポート。インシデント制(*1)

*1 インシデント制:ユーザーに対するサポートや、問い合わせ窓口などでの対応回数に基づく課金制度

■商品名称に関する表示
・Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
・Red Hatは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標または商標です。
・Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
・その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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