日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2008年12月11日
日立ソフト

「留め~る」に上長承認機能を追加
電子メールの誤送信抑止対策を一層強化

 日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、電子メールの誤送信抑止を実現する「留め~る(とどめーる)」の新機能として上長承認機能を追加し、2009年1月30日より提供を開始します。「留め~る」は、ユーザの送信したメールをサーバ上に一定時間保留することでメールの誤送信抑止を実現しています。上長承認機能は電子メールの誤送信抑止をより確実に一層強化したい企業を中心に提供していきます。

 2008年9月より提供を開始しました「留め~る」では、金融機関のお客様を中心に上長承認機能について多くの要望がありました。

 今回提供する上長承認機能オプションは、「留め~る」の誤送信抑止サーバ上に保留された送信メールに対して、メール送信者の上長が承認操作を実施しない限り、メール送信を行いません。これにより、うっかりミスで送信してしまったメール、メール送信者が誤送信に気づかなかったメール、およびメール送信者が意図的に情報漏えいをさせようとしたメールなどに対して、送信を取り止めることが可能になります。

 上長承認は、人事異動、上長不在時の緊急メール、一時的なプロジェクト体制などさまざまな状況に考慮した運用が不可欠です。「留め~る」の上長承認機能オプションは、上長承認の導入を検討している複数のお客様からの要望をもとに開発しており、多様な運用状況にも対応が可能です。

<上長承認機能の主な特徴>
(1) 簡単な承認操作
上長は、部下からの承認依頼に対して、メールにより承認/却下ができます。またWeb上での承認/却下操作も可能です。
(2) ユーザが自分の上長を指名可能
システム管理者がユーザ毎に上長(職制上の上長など)を登録するだけでなく、ユーザ自身が自分の上長(プロジェクトマネージャなど)をWeb上で登録することも可能です。ただし誰でも上長として登録できるわけではなく、あらかじめシステム側で許可された上長であるか、チェックを行います。
(3) 上長承認を必要とするメールの条件設定が可能
全ての送信メールを上長承認が必要とすると、上長の負担が大きくなるため、メールの様々な属性や誤送信度合いによって、保留しない/一時保留/上長承認の3つのアクションをシステム管理者が選択可能です。
例)
社内向けのメール:保留しない(すぐに送信する)
社外向けのメールで、添付ファイルなし:一時保留
社外向けのメールで、添付ファイルあり:上長承認
(4) 運用管理負担の軽減
上長承認に必要となるユーザ毎の上長や各種権限等の情報を一括登録・管理する機能を提供しています。システム管理者の運用管理の負担を軽減します。
(5) 承認監査ログ
監査者は送信メールに対して、誰が、いつ、承認/却下を実施したか、監査ログから確認を行うことが可能です

<機能概要図>

<留め~る 特別価格キャンペーンのご案内>

 「まずは留め~るを社内の一部で利用してみたい!」というお客様に、留め~る250ユーザパックをキャンペーン価格で提供します。詳細は、以下のURLをご覧ください。

 URL:/todomail/campaign/campaign.html

 上長承認機能を実現する、「留め~る」誤送信抑止サーバはメールゲートウェイとして配置されるため、容易に導入することが可能です。

<構成概要>

<稼動環境>

(1) 誤送信抑止サーバのハードウェアスペック
CPU インテル® Core2 Duo プロセッサ 2.60GHz 以上
メモリ 2GB以上
ハードディスク 50GB 以上の空き容量
OS Red Hat Enterprise Linux 4

(2) 誤送信抑止サーバを構成するソフトウェア
センドメール株式会社 製品 Mailstream Switch MTA
Mailstream Manager
Mailcenter Quarantine
日立ソフト提供モジュール 「留め~る」誤送信抑止モジュール

<提供価格> オープン価格

<紹介ホームページ>

/todomail/

<日立ソフトのメールソリューション>

 日立ソフトでは、メール環境を総合的に課題解決し、お客様のビジネスを支援する「メールソリューション」を提供しています。

(1) お客様のメールインフラに依存しないセキュリティ対策「メールセキュリティソリューション」
(2) コンプライアンス強化の実現「メールマネジメントソリューション」
(3) 様々なメールインフラの構築「メールインフラソリューション」
(4) さらにメールの業務活用といったメール環境を総合的にご提供できる「メール業務支援ソリューション」

 を用意しています。「留め~る」は「メールマネジメントソリューション」の1メニューとして提供しています。
(「メールソリューション」ホームページ:http://hitachisoft.jp/products/mail/)


■本件に関するお問い合わせ
 担当部署:@Sales24
 Tel: 03-5479-8831  ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/
※ Windows、Windows Server、は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※ Pentiumは、米国インテル社の登録商標です。
※ Oracleは米国Oracleの登録商標です。
※ 秘文は日立ソフトの登録商標です。
※ LOGnaviは日立ソフトの商標です
※ その他記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です。
※ 日立ソフトの正式名称は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)

ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。