日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2009年4月14日
日立ソフト
日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、ITシステムの障害による機会損失やビジネスへの影響を軽減し、
システム運用に掛かるコストの低減を図るため、障害原因解析機能と障害ナレッジ検索機能により、
障害の復旧までの時間短縮を実現するITシステム障害原因分析ソフトウェア「RevenueMax Ecsia(レベニューマックス エクシア)」を開発、
2009年4月15日より販売を開始します。
障害原因解析機能はITシステム障害時の障害イベント情報を取得し、独自類推エンジンにより、過去の障害の蓄積情報から障害原因を推測します。
障害ナレッジ検索機能は、共有フォルダやメールなどに散在してしまっている障害対応の手順書や対応履歴、関係各署の連絡先などの情報を横断的に検索します。「RevenueMax Ecsia」はこれら2つの機能により、システム障害時の迅速な対応をサポートします。
今日では、ITシステムの障害が企業のビジネスや社会に与える影響は増大しています。特に通信事業者や金融機関など社会インフラを担う企業にとって、
ITシステムの障害は業務の中断や機会損失だけでなく、社会に大きな影響を与えるようになってきています。
このため、ITシステム障害による損失を最小化し、そのシステム運用に掛かるコストを軽減することが求められています。
「RevenueMax Ecsia」は、株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆)の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」と連携し、
運用監視サーバからのイベント情報を取得し、複数の障害イベントの相関関係を定義した障害判定ルールと照合・識別し、
過去に蓄積された障害情報から障害原因を類推します。
結果はダッシュボード画面に表示され、関連する障害対応手順や回避策を過去のナレッジから検索しシステム運用管理者に提供することにより、
IT障害原因究明時間の短縮、およびIT障害復旧時間の短縮を実現します。
<RevenueMax Ecsiaの特徴>
(1)障害原因解析機能
・過去の障害との相関をチェックし、完全一致するものがなくても類似の障害情報を提供します。
・発生した障害イベントとの類似判定するための推測ルールを設定できます。
(2)障害ナレッジ検索機能
・散在する過去の障害対応情報を収集・蓄積し、検索を可能とします。
・過去の障害に紐付けられたナレッジを「障害原因解析」と連携して提供します。
「RevenueMax Ecsia」は、「JP1」(※1)との連携認定(JP1 Certified)を取得しています。
※1:「JP1」は、国内トップクラスのシェアを誇る統合システム運用管理ソフトウェアです。 JP1 Certified とは、JP1が提供する製品群とシームレスに連携できるハードウェア/ソフトウェアを認定する制度であり、 お客様により幅広い運用管理ソリューションの提供をめざしています。
■ 価格
製品名称 | 標準価格(税込み) |
---|---|
RevenueMax Ecsia Manager フルパッケージ (10ノードライセンス付き) |
¥6,300,000~ |
RevenueMax Ecsia ダッシュボード | ¥210,000 |
RevenueMax Ecsia JP1/Adapter | ¥840,000 |
■ 出荷開始時期:2009年4月15日
■ 動作環境
(1) サーバ
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows Server 2003 R2 SP2 |
前提製品 | Sun Java SE Development Kit(JDK) 5.0 |
(2) クライアント
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows XP SP2 |
前提製品 | Internet Explorer 7 Adobe Flash Player 10 |
<製品紹介ホームページ>
/ecsia/
■本件に関するお問い合わせ
担当部署:@Sales24
Tel: 03-5479-8831 ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/
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