日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2009年9月14日
日立ソフト
日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)の指静脈認証システム「静紋(ジョウモン)」 と指静脈情報を一元管理するアプリケーション「AUthentiGate(オウセンティゲート)」が、このたび、 広島県信用保証協会の職員が利用するPCの本人認証手段として導入され、運用を開始しました。
広島県信用保証協会では、PCのセキュリティ強化の一環において、ハードディスクの暗号化とデータの持ち出し制御だけでなく、
PCを利用する本人認証を厳格化することも目標に、生体認証の導入を検討していました。そこで、生体認証の中で、
手荒れなどによる認証精度の低下が起きにくい事や、認証処理が速い等の理由により「静紋」の採用が決まりました。
利用者は複雑なパスワードを覚える必要が無く、また、パスワードを定期的に変更する必要も無いため、
セキュリティ向上だけでなく利便性が高まり利用者の負荷を軽減します。
利用者は、「静紋」に指をかざすとAUthentiGateで指静脈認証処理が行なわれ、
指静脈認証が成功するとActive Directoryに対し自動的にWindowsログオン処理が実行されます。また、指静脈認証の結果は、
AUthentiGateのログとして残るため、セキュリティ向上に寄与します。
今回の発表に際し、広島県信用保証協会 総務企画部より、以下のコメントをいただいています。
常務理事(総務企画部長) 土井 循一 様
今回、共同システム接続に向けたインフラの見直しを図り、金融業界で実績のある日立ソフトにインフラ再構築の提案を頂きました。 特にセキュリティ面では、多くの導入実績を持つ日立ソフトなので安心して任せることができました。「静紋」導入に至ったのは、 セキュリティを強化しつつ、パスワードを覚える必要がないことから、職員の利便性向上につながることがポイントです。 実際、運用を開始した後も特に問題も起こらず認証が出来ていることから、 当初の狙い通りセキュリティ強化と利用者負担の軽減が両立できたと感じています。
今後も、日立ソフトでは、確実な本人確認をお客様に提供すべく、日立ソフトの組込み技術等を活用し、指静脈認証システム「静紋」を様々な分野へ積極的に展開していきます。
<広島県信用保証協会について>
【協会名】 | 広島県信用保証協会 |
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【設立】 | 昭和23年(1948年)11月 |
【役割】 | 中小企業の皆様が金融機関から事業に必要な資金を借り入れる際、信用保証協会が保証人となることにより、借入れを容易にし、 金融の円滑化を通じ中小企業の支援を行うことを目的として、広島県・広島市・ 県内市町村および金融機関からの出捐金や負担金により設立された公的な保証機関です。 |
【基本理念】 | 信用保証協会は、事業の維持、創造発展に努める中小企業者に対して、公的機関として、その将来と経営手腕を適正に評価することにより、 企業の信用を創造し、「信用保証」を通じて、金融の円滑化に努めるとともに、相談、診断、情報提供といった多様なニーズに的確に対応することにより、 中小企業の経営基盤の強化に寄与し、もって中小企業の振興と地域経済の活力ある発展に貢献します。 |
<システム利用イメージ>
指静脈認証システム「静紋」について
指静脈認証システム「静紋」は、株式会社日立製作所の指静脈認証技術を活用した、 指内部の静脈パターンを人体に安全な近赤外線で撮影・画像処理して認証する生体認証システムです。 PCログオンや業務アプリケーションを中心としたお客様の業務システムの認証強化を実現します。
■ 静紋ホームページ :http://hitachisoft.jp/johmon/
■本件に関するお問い合わせ
担当部署:@Sales24
Tel: 03-5479-8831 ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/
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