日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2010年5月7日
日立ソフト
日立ソフト(本社:東京都品川区、取締役社長:諸島 伸治)は、組込みソフトウェア開発環境の管理・運用を、
クラウドコンピューティング技術を用いて効率化する「クラウド型 組込み開発環境ソリューション」を2010年5月12日より提供開始します。
「クラウド型 組込み開発環境ソリューション」では、
今まで開発者個人のPC上に構築されていた組込みソフトウェアの開発環境をクラウドコンピュータ上に集約することで、
人員の増減に伴う開発資産余剰・不足の低減、ソフトウェアのライセンス管理に関わるコストの低減、開発ツールのバージョンなど開発環境の統一、
一箇所に開発機器を集約しての複数拠点でのソフトウェア開発、開発情報の漏えいリスクの低減を実現します。
組込みソフトウェア開発環境の管理・運用では、開発ツールのバージョン管理、オプション設定の統制、機密情報の管理やハードウェア・
ソフトウェアの持ち出し管理などが重要な課題となります。特に開発拠点が複数に分かれている場合、開発を外部に委託する場合に開発環境の管理・
運用の負担が大きくなります。
本ソリューションでは、クラウドコンピューティング技術を用いてインターネット経由で何処からでもアクセス可能な仮想的な開発室を構築し、
ローカルに設置された開発機器をネットワーク経由でコントロールする技術と組み合わせることで、これら課題の解決を支援します。
<「クラウド型 組込み開発環境ソリューション」の特長>
開発の時期に応じて増減する開発者数に合わせ、月ごとに必要な開発環境を増減させることが可能です。 不必要な開発環境は一旦削除し必要に応じて復活させる事が可能で、保守製品向け開発環境の保管にも最適です。また、 すべての開発者にセットアップ済みの「同じ」環境を提供することで、環境構築の手間を省き、 ツールのバージョンなどの環境不一致によるトラブルを防止します。
開発機器を一箇所に保持・管理したまま、複数の外部拠点・委託先の拠点からの柔軟な開発を実現します。 開発機器の設置場所を問わない組込みソフトウェアの開発が可能です。
情報持ち出しなどに伴うセキュリティリスクは会社の存続を揺るがしかねない大きな問題となっています。本ソリューションでは、 ローカルPCに情報を残さないシンクライアント(注1)接続により、ソースコード、仕様書などの開発データはサーバで一元管理を実現し、 情報持ち出しリスクを軽減できます。特に、ソフトウェア開発を外部委託した際の機密情報の管理統制に威力を発揮します。
今後、本ソリューションでは、開発・管理ツールの月額提供など、開発者の皆様のご要求に応える様々なメニューの拡充を行う予定です。
<価格>
ソリューション名称 |
標準価格(税込み) |
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クラウド型 組込み開発環境構築サービス | 個別見積 |
※今後、提供サービスを順次拡充予定。
<対応可能なクラウドコンピューティング環境>
Secure Online ~クラウド型 統制IT基盤提供サービス~(日立ソフト) |
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本ソリューションは株式会社日立製作所のクラウドソリューション「Harmonious Cloud」 のラインアップのひとつです。
■ 出展情報
■ 製品紹介のページ :/embedded/
<本件に関するお問い合わせ先>
担当部署:@Sales24
Tel: 03-5479-8831 ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/
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