日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2010年5月11日
日立ソフト
日立ソフト (本社:東京都品川区、取締役社長 諸島 伸治) は、同社の情報漏洩防止ソリューション「秘文」、コンテンツ承認基盤 「ContentsGate」と連携し、情報セキュリティの運用を強化、支援する「SecurityProcessNavigator (セキュリティ プロセス ナビゲータ)」 を6月30日から提供開始します。本製品を導入する事でセキュリティ対策の運用、 すなわちファイルの持ち出し申請やデバイス利用申請等のシステム化が可能になり、管理者および利用者の運用の負荷を軽減するとともに、 社内でのセキュリティ対策の運用を徹底させます。
企業にとって「情報」とは、なくてはならない不可欠な存在であると同時に、企業の信頼を脅かす情報漏洩の種でもあります。この情報を守るためには、 社内のセキュリティ規則の運用を徹底させることが必要不可欠です。しかし実際には、現場のセキュリティ対策への理解不足や管理者・利用者の運用負荷から、 社内のセキュリティ規則と実際の運用の間にギャップがあり、情報セキュリティ対策の運用を徹底させることができないという問題があります。
これらの問題を解決するため、「秘文」と連携しセキュリティ対策の運用のシステム化を実現するセキュリティプロセス運用基盤 「SecurityProcessNavigator」を提供します。セキュリティ対策の運用をシステム化することにより、現場で分かりやすくセキュリティ対策が行えます。
<「SecurityProcessNavigator」の特徴>
1)セキュリティ規則に従った運用を徹底
・情報を持ち出す際や記録デバイスを利用する際の申請・承認など、セキュリティ対策の運用をシステム化します。 利用者は定められた実施手順を守らないと必要な業務が行えないため、セキュリティ規則に従った運用の周知と徹底を実現できます。
情報の持ち出しを行う際、利用者は「SecurityProcessNavigator」の申請画面を使用して承認者に持ち出し許可を申請し、承認されると持ち出し可能になります。
2)テンプレートを使用してセキュリティ対策運用を簡単に導入
セキュリティ対策の運用を早く、簡単に実現できるように、持ち出し申請などのセキュリティプロセスのテンプレートをご提供します。
テンプレートは社内の組織構成や運用ルールに合うように「SecurityProcessNavigator」の専用GUI(
3)操作ログを記録
持ち出し申請・承認の操作など、セキュリティプロセスで行った操作はログを取得します。 ログはセキュリティ規則に従った運用が行われているか、証跡として利用することができます。 また、ログは秘文AEシリーズ(
)・秘文MEシリーズ( ) と連携して一元管理をすることができます。<価格表>
製 品 |
標準価格(税込) |
備考 |
---|---|---|
SecurityProcessNavigator | 10,500円 | 1ユーザあたりの価格です。 |
日立ソフトは、2011年度までに本製品の25,000ライセンス導入を目標としています。
今後、セキュリティプロセス運用基盤「SecurityProcessNavigator」に加え、当社の「ContentsGate」(コンテンツ承認基盤)を含め、「秘文」
によるセキュリティ対策の運用の徹底と、運用負荷軽減に必要な製品群をひとまとめにした、秘文運用強化パックを販売する予定です。
また、運用の徹底と運用負荷軽減を実現する製品として、ファイルサーバ上のファイルを重要度(極秘・社外秘・公開などの機密区分)で分類し、
機密区分ごとの規則に応じて持ち出しを制御する製品も販売する予定です。
■ ソリューション紹介
・SecurityProcessNavigator:/security_process_navigator/
・情報漏洩防止ソリューション「秘文」:/hibun/
<本件に関するお問い合わせ先>
担当部署:@Sales24
Tel: 03-5479-8831 ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/
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