日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2010年6月9日
日立ソフト
日立ソフト(本社:東京都品川区、取締役社長 諸島 伸治)は、販売・会計統合ソリューション「Fit-ONE(フィットワン)」を活用し、
三井丸紅液化ガス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 雅一、以下、三井丸紅液化ガス)の会計業務システムを刷新しました。
今回の刷新を受け、三井丸紅液化ガスは、グループ統制対応とタイムリーな財務情報の提供を実現しました。
三井丸紅液化ガスは、2008 年4 月の合併に伴い、既存の基幹システムの負荷が増大すると共に、親会社からの指定による、
米SOX 法・J-SOX 法に対応したIT 業務処理統制の実現が必要になりました。そこで、「グループ内IT 業務処理の統制」と
「リアルタイム性の高い経営情報の取得」を目的として、販売管理、財務会計、債権債務、資産管理といった基幹業務システム全体の更改を決定しました。
今回の刷新で日立ソフトは、財務会計、債権債務、資産管理システムのソリューション選定・要件定義・開発・運用保守まで構築全般を担当しました。
特に、内部統制に準拠した販売・会計統合ソリューション「Fit-ONE」を採用することで、グループ内IT 業務処理統制への対応、
タイムリーな財務情報の提供を実現しました。
日立ソフトは、今後、2010 年度よりグループ企業、商社・卸売業者へ大きな影響を与えると想定される国際財務報告基準(以下、IFRS) へ対応をすべく、コンバージェンス項目の追加など「Fit-ONE」のIFRS 対応版をリリース予定です。これにより、 商社・卸売業者のIFRS 対応へ貢献していきます。
■ 「Fit-ONE」適用の効果
今回は、グループ内IT 業務処理統制への対応が大きな目的の一つでした。これに対し、「Fit-ONE」のワークフローを利用した承認機能を導入することで、
会計システムにおいて重要な内部統制を強化しました。これにより、管理統制基盤が整備され、透明性の高い経営環境の実現を支援しています。
また、三井丸紅液化ガスの複数の販売子会社が「Fit-ONE」を適用した統一の会計システムを使用することにより、
システム運用を集中化し、運用負荷の軽減、コスト削減を実現しました。
今後、三井丸紅液化ガスでは、今回構築した新・会計業務システムを基に、IFRS への対応を行っていきます。
三井丸紅液化ガス株式会社 情報システム室 室長 坂元様よりコメントを頂いています。
日立ソフトには基幹システム構築ノウハウを最大限に活かしたプロジェクト推進をして頂きました。 三井丸紅液化ガスの求めている姿へ柔軟に対応して頂いたと思っております。三井丸紅液化ガスでは、 事業の合理化・効率化を通じた経営基盤の強化を目的とし、今後もさらなる発展をしてまいります。■ 「Fit-ONE」ホームページ
URL: /fit-one/
■ 三井丸紅液化ガス株式会社について
三井丸紅液化ガス株式会社は、液化石油ガス元売として創業して以来50 年、LPガス業界のリーディングカンパニーとして活動してまいりました。
『地球を守り共に繁栄する』という経営理念のもと、地球環境に優しいクリーンエネルギーであるLPガスの供給を通じて、
快適で健康的な暮らしをお届けするという目標の実現をめざしています。
URL: http://www.mitsuimarubeni-gas.com/
<本件に関するお問い合わせ先>
担当部署:@Sales24
Tel: 03-5479-8831 ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/
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