日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。
2006年4月11日
株式会社日立システムアンドサービス
株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:中村 博行)は、ネットワークへの不正接続を防止するソフトウェア「オープンネット・ガード」の端末管理機能と通信遮断機能を充実し、日本版SOX法のIT統制構築の支援を可能とする「オープンネット・ガード Ver3.0」を、2006年4月13日より販売を開始します。
オープンネット・ガードは、未登録のパソコンが社内ネットワークへ接続されることを防止する製品として販売していましたが、本日販売開始する「オープンネット・ガード Ver3.0」では、監視対象を「パソコンのみ」から「パソコンおよび、パソコン以外の機器」まで広げ、企業のネットワークに接続される機器全般を監視できるようにしました。さらに、不正な機器の接続を検知した際、ジュニパーネットワークス社の「NetScreen」シリーズを採用した通信遮断装置へ、自動的に不正機器の通信を遮断する設定を実施します。「NetScreen」シリーズと連動することにより、オープンネット・ガードはより効果的にネットワークのセキュリティを向上することができます。アプライアンス型の「NetScreen」シリーズは、ファイアーウォール製品として日本でのトップシェアを誇ります。
ほとんどの企業内ネットワークは、世界的に標準のプロトコルであるTCP/IPを使用しているため、パソコンやルータなど、市販の機器を容易に接続することができます。その上、昨今では無線LAN機器の発達により、携帯電話、カメラ、PDAまで、ネットワークへ接続が可能になりました。しかし、誰でも容易に接続ができる便利さの反面、企業の管理者の目の届かない所で、私用パソコンを接続され、データを持ち出されるリスクも増大しています。
このような状況においては、企業内ネットワークへ接続されている全ての機器を管理し、不正接続の検知や通信遮断を行うことは非常に重要であり、日本版SOX法のIT統制においても、パソコンをはじめとするITインフラ全般の管理強化を求められる可能性があります。
オープンネット・ガードVer3.0は次の機能をサポートすることにより、日本版SOX法のIT統制、特に「セキュリティの統制」の構築を支援いたします。
ジュニパーネットワークス社は、大規模IPネットワークにおけるセキュアで接続性の高い通信の構築に大きく貢献しています。高いパフォーマンスを誇る目的特化型IPプラットフォームは、お客様のさまざまなサービスやアプリケーションをサポートしています。世界中のサービスプロバイダーをはじめ、エンタープライズ、政府機関、研究機関、および学術機関がジュニパーネットワークス社の製品によって、ユーザー、サービス、アプリケーションによって異なる特定のニーズに対応できるネットワークを構築しています。ジュニパーネットワークス社のネットワークおよびセキュリティ製品ポートフォリオは、世界中のネットワークにおける拡張性、安全性およびパフォーマンスに対する高い要求を満たしています。ジュニパーネットワークス社に関する詳しい情報は、上記のURLでご覧になれます。
株式会社日立システムアンドサービス
東京第1営業本部 第1営業部
担当 : 稲垣(いながき)、稲村(いなむら)
TEL : 03-6718-5801
E-mail : ong@hitachi-system.co.jp
オープンネット・ガードは当社の、「Netscreen」はジュニパーネットワークス社の登録商標です。
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