ニュースリリース

　株式会社日立システムアンドサービス（本社：東京都港区、執行役社長：中村博行、以下「日立システム」）は、シーティーシー・エスピー株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：岩本康人、以下「CTCSP」）が取り扱う米国Double-Take Software社のデータレプリケーション&フェイルオーバーソフトウェア「Double-Take」（ダブルテイク）について、国内販売に関するパートナーシップ契約を締結しました。

　近年、生産・販売など企業活動に占める情報システムの役割はますます高くなっております。それに伴い、企業の情報システムの安全性保全に関する要望も高くなっています。そして、企業の情報システムを支えるサーバに障害がおきると、企業活動に多くの影響を与えかねません。
　にもかかわらず、地震等の災害や、人的作業ミスなど、サーバは常に危険にさらされており、たとえ何らかの障害がおきても、情報システムを停止させずにすむソリューションが求められています。

　そこで、日立システムは、サーバのデータをリアルタイムに複製し、万が一サーバに障害が起きても、複製しているデータを使用して企業の情報システムをとめることなくサーバを稼動する（フェイルオーバー）ことのできるソフトウェアである、Double-Takeの販売を開始し、サーバのデータ管理ソリューションを提供します。

　これにより日立システムでは、既に販売しているPCデータバックアップソフトウェア「Connected DataProtector｣（*）と組合せにより、企業情報システム全体のサーバとクライアントPCのデータをトータルで管理することができます。

* Connected DataProtector：

クライアントPCのデータを自動でバックアップを取り、簡単にリカバリが実施できるソフトウェアです。
詳細につきましては、 /backuppc/ をご参照下さい。

「Double-Take」について（/doubletake/）

　Double-Takeは、米国Double-Take Software社が開発した、IPネットワーク上においてWindowsサーバ間やWindowsベースのNAS間の確実なデータ同期を実現する高速レプリケーション(複製)ソフトウェアです。特定のハードウェアやアプリケーションに依存せず、ファイルやメール、データベースなどサーバ上の様々なデータをリアルタイムにレプリケーションいたします。災害時のデータ保護手段（DR対策）としても活用することができます。またDouble-Takeはフェイルオーバー機能も搭載しておりますので、本製品をご利用いただくことにより、低コストでサーバの可用性を向上させることが実現できます。

Double-Takeの詳細につきましては、 /doubletake/ をご参照下さい。

「Double-Take」の標準価格

• ソフトウェアライセンス
  Double-Take for Windows - Server Edition　504,000円～（税込）
  （インストール先のOSがWindows Server 2003, Standard Editionの場合）
• 年間ソフトウェアサポート
  初年度年間ソフトウェアサポート Server Edition　78,750円～（税込）

シーティーシー・エスピー株式会社について

　CTCSPは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（略称：CTC）のグループ会社で、1990年4月に設立されました。世界各国の企業とのパートナーシップにもとづき、企業ネットワークおよびインターネットシステムに必要不可欠な製品およびソリューションを日本国内にご紹介しています。 またDouble-Take Software社との関係においては、2000年7月に販売契約を締結し、日本国内において「Double-Take」の販売、サポートを提供しております。「Double-Take」は、CTCSPのストレージソリューションの中核に位置付けられております。

製品に関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
東京第1営業本部 第3営業部
担当 ： 加藤（かとう）
TEL ： 03-6718-5803
E-mail ： ssd@hitachi-system.co.jp

商品名称等に関する表示

本文中の会社名、商品名は、各社の商標及び登録商標です。