ニュースリリース

　株式会社日立システムアンドサービス（東京都港区、執行役社長　中村　博行、以下「日立システム」）は、米国Infoblox社のDNS/DHCPアプライアンスサーバ「Infobloxシリーズ」を1月23日から販売します。

　インターネットでホームページや業務システムへアクセスするには、入力したドメイン名をIPアドレスに変換し　URL(*1)を確定するDNS(*2)サーバや、各端末へIPアドレスの割り振りを行うDHCP(*3)サーバが必要です。これらのサーバは、一般的に汎用のPCサーバなどで構築されていることが多いため、信頼性や運用性、セキュリティの強化が課題となっています。

　今回、発売する「Infobloxシリーズ」は、Wｅｂ用に特化した独自のオペレーティングシステムと専用のソフトウェアで動作するアプライアンスサーバです。DNSサーバとDHCPサーバの機能を1台で動作させることが可能で、また、拠点に分散して設置した場合でもセンターから集中管理できます。さらに、扱い易い管理画面を採用しているので操作も簡単です。信頼性では、１台が故障しても継続して動作する構成を構築でき、ノンストップな運用設計が可能となっています。「Infobloxシリーズ」を導入することで、DNSサーバ機能では、ドメイン名のIPアドレスを改ざんして偽サイトへ誘導するファーミング攻撃の防止や大量のパケットを送りつけてサーバ機能を麻痺させるDoS攻撃（*4）の影響を防ぐことができます。DHCPサーバ機能では、MACアドレス（*5）を登録することで不正な端末の接続を防止することができます。

　日立システムは、「Infobloxシリーズ」の販売に伴い、同製品の一次代理店である東京エレクトロン デバイス株式会社（神奈川県横浜市、取締役社長　砂川　俊昭）と販売契約を締結し、大規模構成のお客様でも安心して導入できるように「Infobloxシリーズ」の技術支援及び24時間体制の保守サービスを提供します。
　日立システムは、これまで蓄積してきたDNS/DHCPサーバの構築経験を生かし、「Infobloxシリーズ」でのDNS/DHCPサーバの構築を展開します。さらに、自社製品「オープンネット・ガード」のMACアドレス管理機能との連携により、社内への持込パソコンの防止や不正接続検知などの端末管理機能を強化し、内部統制ソリューションの基盤として提供していきます。これらにより、「Infobloxシリーズ」関連で、今後、2年間で5億円の販売を目標としています。

Infobloxシリーズの特長

1. 専用アプライアンス機器による高信頼性と安定性を実現します。
2. 独自のオペレーションシステムとソフトウェアでセキュリティに強い製品です。
3. 複数のInfobloxサーバをグリッド機能により集中管理が可能です。
4. Infobloxサーバ間の通信に暗号化通信を採用、通信情報を保護します。
5. ソフトウェアのアップデートを自動化することで常に最新の環境を保つことができます。
6. 「オープンネット・ガード」MACアドレス管理機能と連携することで端末管理を支援します。

シリーズ構成

• IB-550　　 小規模拠点向け
• IB-1050　　中規模拠点向け
• IB-1550　　大規模拠点向け
• IB-1552　　データセンター向け・電源ユニット冗長化

「Infobloxシリーズ」 標準価格（税込価格）

IB-550　1,160,000円～（税込）

「Infobloxシリーズ」のご紹介

URL：　 /infoblox/

東京エレクトロン デバイス株式会社（CN事業本部）について

　東京エレクトロン デバイス株式会社は、ネットワーク設計やコンピュータシステムおよびネットワーク関連機器を幅広く取り扱う技術商社です。世界の最先端テクノロジーをいち早くキャッチするマーケティング機能を国内外に持ち、米国Infoblox社の一次代理店として製品の販売、保守を行います。

商標名称等に関する表示

記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

商品に関する問合せ先

株式会社日立システムアンドサービス
パートナー営業本部　ネットワークセキュリティ営業部
担当 ： 堀田（ほった）
TEL ： 03-6718-5771
E-mail ： infoblox@hitachi-system.co.jp