日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2008年8月19日
株式会社日立システムアンドサービス

PCの端末固有の番号で認証時に不正接続を防止できる
「オープンネット・ガード」の機能拡張版を販売開始

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:三好 崇司、以下「日立システム」)は、PCからネットワークへの不正接続を防止するソフトウェア「オープンネット・ガード Ver4.0」の販売を10月1日から開始します。「オープンネット・ガード Ver4.0」は、端末がネットワーク上で使用する固有番号であるMAC(*1)アドレスによる認証を行うRADIUS(*2)機能に対応します。また、各端末のセキュリティ状況などを監査する機能に「節電モード」を追加することでグリーンITを推進することができます。

 *1 MAC(Media Access Control)アドレス:端末がネットワーク上で使用する固有な番号
 *2 RADIUS(Remote Authentication Dial In User Service):MACアドレスやユーザID、パスワードを認証する。

 近年、ボットネットなどのPCに感染するウィルスが進化しており、許可されていない端末を一次的に接続するだけでネットワーク全体に蔓延し、被害を拡大させる危険が高まっています。こうした中、個人の持ち込みPCなどを接続する場合に、認証の段階で、許可された端末かどうかを判別する機能が求められています。

 日立システムは、許可していない不正な端末の接続をMACアドレスで検知する「オープンネット・ガード」を2003年から提供しておりますが、新バージョンのVer4.0では、「オープンネット・ガード」が保持する許可されたMACアドレス情報をRADIUSサーバへ登録する連携機能を追加します。これにより、RADIUS認証をサポートしたスイッチングハブに端末が接続された時、RADIUS認証を行い許可された端末であるか判断できるため、許可されていない端末を一次的にも接続することができません。認証機能付きスイッチングハブがAlaxalA社製の場合は、認証情報として、接続機器の番号や日時をレポートで確認したり、警告のメールや管理者へメッセージを送信することも可能です。

 また、「オープンネット・ガード」がもつセキュリティやウイルスチェック実施状況などを確認するPC監査機能に、PCを「節電モード」に設定変更する機能を追加します。これにより、全社の設定を統一することができ、PC全体の消費電力を低減することでグリーンITを推進することが可能となります。

 日立システムは、「オープンネット・ガード Ver4.0」を8月20日から東京ビックサイトで開催される「Security Solution 2008」に出展するともに、不正接続防止システムの導入を予定している顧客や、MACアドレスによる認証強化を目的としている顧客に向けて、2010年度までに300社への販売を目標としています。

「オープンネット・ガード Ver4.0」認証機能付きスイッチングHUBとの連動

認証機能付きスイッチングHUBとの連動図

「オープンネット・ガード Ver4.0」の価格及び出荷開始時期

製品名 価格(税込) 出荷開始時期
オープンネット・ガード スタンダード版
(200クライアントライセンス)
924,000円 12月1日
オープンネット・ガード エンタプライズ版
(200クライアントライセンス)
1,302,000円
* RADIUS連携機能、PC監査機能は、エンタプライズ版のみのサポートとなります。
* 別途、保守サービス(製品標準価格の15%/年)が初年度より必要となります。

「オープンネット・ガード」のご紹介

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商標名称等に関する表示

・オープンネット・ガードは、株式会社日立システムアンドサービスの登録商標です。
・その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

製品、ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
東京第1営業本部 第1営業部 稲垣、稲村
TEL : 03-6718-5801
E-mail : ong@hitachi-system.co.jp

ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。