日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2008年12月4日
株式会社日立システムアンドサービス

内部統制の継続運用・監査対応の需要に応えるソリューションラインアップを強化

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:三好崇司/以下、日立システム)は、ドキュメントソリューション「ラビニティ シリーズ」に、内部統制における継続運用や監査対応を支援する「ラビニティ 内部統制支援ソリューション」を追加し、12月5日から販売を開始します。

 上場企業は、「金融商品取引法」(通称、日本版SOX法)の成立により、2008年4月以降に開始される事業年度から財務報告に係る内部統制を評価し、2009年4月以降の決算報告で監査証明をつけることが義務付けられています。
 「ラビニティ内部統制支援ソリューション」は、これまで日立システムが販売してきた内部統制支援に関連する製品を互いに連携させることで、内部統制運用における計画、整備、テスト、監査の各フェーズの作業を支援し効率化を図ります。例えば、2009年4月以降に迫った内部統制の監査で、業務フローを見ながらテスト結果や電子化された証憑を参照できます。また、翌年度以降の運用で、テスト結果を記載する際に、過去の記載事例を容易に参照することも可能です。
 「ラビニティ 内部統制支援ソリューション」では、従来の内部統制文書化支援ツール「Ci-Tower BPM」シリーズ、簡易ワークフローシステム「Hi-PerBT ウェブ申請」、文書管理システム「ラビニティ Millemasse」シリーズに加え、2008年9月から販売を開始した内部統制整備における有効性評価の計画から分析を横断的にサポートする「iCOT Evaluator(アイコット エバリュエーター)」を連携させることができます。また、株式会社日立製作所(以下、日立)のストレージアプライアンス「Hitachi Content Archive Platform」と連携して、電子記録や電子化証憑を改ざんできない状態で長期保管するデータアーカイブソリューションも提供します。

 日立システムは、一般販売に先立って、「ラビニティ内部統制支援ソリューション」で製品を連携させたシステムを日立の情報・通信グループのRAIDシステム事業部およびSANソリューション事業部に提供しました。同事業部では、2008年度からその運用を開始し、有効性テストなどの作業やその進捗管理にかかる工数の削減だけでなく、作業漏れやミスの防止によって内部統制運用の品質向上を実現しています。

 日立システムは、内部統制に関連する監査や運用を支援するシステムをまだ導入していない顧客や、部分的に製品を導入している顧客などに向け、「ラビニティ 内部統制支援ソリューション」を提案していく予定で、2010年度までに約5億円の販売を目標としています。

価格および販売開始日

(1)ラビニティ 内部統制支援ソリューション
商品名 価格 販売開始日
ラビニティ 内部統制支援ソリューション
  (内訳)
  ・文書管理システム「ラビニティ Millemasse」シリーズ
  ・簡易ワークフローシステム「Hi-PerBT ウェブ申請」
  ・内部統制文書化支援ツール「Ci-Tower BPM」シリーズ
  ・設計サービス、インフラ構築サービス、教育サービスを含みます(*1)
約900万円~
(*2)(*3)
12月5日
*1 カスタマイズサービス、サポートサービスの価格は含まれていません。
*2 前提ソフトウェアとしてMicrosoft SQL Server 2000/2005のいずれかが必要になります。
*3 ソリューション・テンプレートの費用を含みます。
(2)ラビニティ 内部統制支援ソリューション カスタマイズサービスの主なオプション
オプション名称 オプション概要 価格 販売開始日
有効性評価支援オプション 「iCOT Evaluator」との連携により、内部統制での有効性評価の分析を支援します 個別見積 2009年4月
改ざん防止強化オプション 「Hitachi Content Archive Platform」との連携により、内部統制運用で作成された電子記録や使用された電子化証憑を改ざんできない状態で長期保管するデータアーカイブソリューションの構築を支援します 12月5日
文書変換オプション 「文書変換サービス for Ci-Tower BPM」により、既存の業務フローとリスク・コントロール・マトリックスを「Ci-Tower BPMシリーズ」が扱える文書形式に変換します

「ラビニティ 内部統制支援ソリューション」のご紹介

  /compliance/sp/solution/document.html

「ラビニティ」について

ラビニティ ロゴ
 ラビニティは、コンテンツの無限の可能性を追求する商品群(「ラビニティ ECM」、「ラビニティ Millemasse」など)の統合ブランドです。本ソリューションで用いるドキュメント・イメージソリューション「ラビニティ Millemasse」シリーズは、日立システムが自社で開発しており、日本国内で1,100社以上の導入実績があります。
  /libinity/

商標名称等に関する表示

 ・ラビニティ、Millemasseは、株式会社日立システムアンドサービスの商標または登録商標です。
 ・Ci-Tower BPM は、株式会社ケイ・ジー・ティーの商標です。
 ・Hi-PerBTは、株式会社日立中国ソリューションズの登録商標です。
 ・iCOTは、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の商標です。
 ・Microsoft、SQL Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
 ・その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

製品、ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
パートナー営業本部 ドキュメントソリューション営業部
宮田(みやた) TEL:03-6718-5804
門馬(もんま) TEL:06-6647-9406
E-mail : millemasse@hitachi-system.co.jp

ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。