株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:三好 崇司/以下、日立システム)は、株式会社ゼクス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平山 啓行/以下、ゼクス)のグループ内外の業務システムと連携した連結会計システムを構築し、2008年3月から稼働を開始しました。
ゼクスの連結会計システムは、日立システムがインフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎/以下、インフォテリア)の国内EAI(*1)ソフトウェア市場におけるシェアNo.1(*2)製品であるシステム連携基盤「ASTERIA WARP」を利用し、約3ヵ月という短期間で構築しました。
*1 EAI(Enterprise Application Integration):企業内で業務に使用される複数のコンピュータシステムを有機的に連携させ、データやプロセスの効率的な統合をはかること
*2 テクノシステムリサーチ社の「2008年ソフトウェアマーケティング総覧」による
ゼクスは、不動産の価値創造を通じてホスピタリティサービスを提供することを目指し、不動産開発からその施設運営までを含めた不動産コンサルティング事業を展開しています。不動産の売買というフロー型ビジネスと、土地取得から運営までを一括して事業化するストック型ビジネスとの両輪で、起業当初から介護ビジネスでの社会貢献に着目し、様々なサービスを展開し、M&Aなどで企業規模を拡大してきました。このような状況の中、ゼクスでは、継続して発生する開発作業負担肥大化や内部統制リスクに対応できるシステムを早急に構築する必要に迫られていました。そこで、日立システムが提案した「ASTERIA WARP」を利用したグループ会社とのシステム連携による連結会計システムが、短期間かつ低コストで実現できることや、日立システムのこれまでのシステム連携での構築実績、今後の拡張性の高さなどを評価し導入に至りました。
今回のシステム導入、稼働について、ゼクス 情報システム部 竹下様からのコメントです。
「システムの導入検討時には、グループ会社とのシステムの運用ルールを統一しなければ手遅れになると感じていました。いくつかのシステム提案の中から、日立システムが提案した「ASTERIA WARP」を利用することでのユーザーインターフェースの使いやすさと豊富な機能に驚き、優秀なエンジニアの役割を果たしてくれるシステムが実現できると考えました。」
また、システムの稼動後には、「今回のシステム開発では、自社開発と比較して開発工数を大幅に抑えることができ、システムの構築期間も約3ヵ月という短期間で実現し、現在も順調に稼働しています。本システムを導入したことで、従来手作業で補っていたデータ連携を自動化し、スタッフが本来の業務への注力できるようになり、施設利用者のCS向上という大きな効果を生み出しました。さらに、連結決算業務の迅速かつ正確な運用にも貢献しています。」
ビジネス・インテグレーション・プラットフォーム「ASTERIA」のご紹介
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商標名称等に関する表示
・Infoteria およびインフォテリアは、インフォテリア株式会社の商標です。ASTERIAは、インフォテリア株式会社の登録商標です。
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