株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:樋口 泰行/以下、マイクロソフト)が企業向けソフトウェアの機能をマイクロソフトの運用するデータセンターからネットワーク経由で提供する「Microsoft Online Services(以下、MOS)」の販売支援パートナーとして、「Microsoft Exchange Online」、「Microsoft Office SharePoint Online」、「Microsoft Office Communications Online」、「Microsoft Office Live Meeting」の4製品からなる「Microsoft Business Productivity Online Suite(以下、BPOS)」に対応したサービスの販売を5月8日から開始します。
これにより、日立システムは、BPOSに対応したサービスを販売する販売支援パートナーとして、マイクロソフトとのパートナーシップ関係を維持し、長期的に協業していきます。また、マイクロソフトのBPOSの提供開始に伴い、BPOSに関連する以下の3つのサービスを提供します。
【日立システムが提供するBPOS関連サービス】
(1)BPOS構築サービス
他のシステムをBPOS上で再構築するソリューション
(2)BPOS移行サービス
自社運用システム環境をBPOS上に移行するソリューション
(3)BPOS連携サービス
自社運用システムとBPOSをシステム的に連携するソリューション
BPOS構築サービスは、既存システムを設計段階から新たに構築しBPOS上で初期コストを抑えつつインターネットを介してどこからでもアクセス可能なシステムを提供します。BPOS移行サービスは、自社運用システム(以下、オンプレミスシステム)の環境をBPOS上に移行することで、利用するユーザー数あたりの従量制による価格体系で運用や保守が不要となるシステムを提供します。BPOS連携サービスは、BPOS移行サービスで移行したオンプレミスシステム環境と、BPOS構築サービスのシステムとを連携することで、業務効率の向上を実現するシステムを提供します。
これらの3つのBPOS関連サービスにより、業務システムで出力される帳票や拡販資料などを「Microsoft Office SharePoint Server」で管理するシステムや、活動状況や顧客からの質問・クレームなどを日報形式にして「Microsoft Exchange Server」のグループウェアや電子メールを活用したコミュニケーションシステムなどをMOS上で利用できます。また、グループ会社向けに親会社と情報を共有できるシステムや、自社内小規模拠点と本社とを連携するシステムなどもMOS上で利用できます。これらのシステムは、従来のWebベースのシステムだけでなくクライアント関連製品をベースとしたシステムとしても構築可能です。
他に、エンタープライズ市場で急速に注目を集めているクラウドコンピューティング分野においても、マイクロソフトが新たに展開するサービスビジネスの技術基盤である「Windows Azure」をベースにしたサービスも順次、発表していく予定です。
今回のBPOS関連サービスの販売開始に関して、マイクロソフト株式会社 業務執行役員 インフォメーションワーカービジネス本部 本部長 横井 伸好氏から以下のコメントをいただいております。
「Exchange Server や Office SharePoint Server の構築に実績のある日立システムアンドサービス様が Business Productivity Online Suite の構築、移行、連携ソリューションをいち早く提供いただけることで、お客様は企業の体制や環境に合わせて、コスト削減と生産性向上を両立させるオンラインサービスを、最適な形で利用いただけるものと確信しております。」
日立システム「マイクロソフト ソリューション」のご紹介
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浦嶌(うらしま)
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