株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、株式会社ナレッジサイン(本社:東京都中央区、代表取締役:吉岡 英幸/以下、ナレッジサイン)の協力のもと、3月17日に開催された「第6回ヒューマンキャピタル研究会:不況下で企業の活力を維持する人事政策とは」までの全6回の成果を分析した「総括レポート~企業価値向上に向けた人事/労務リーダーの取り組み~」を6月1日から公開いたします。
「ヒューマンキャピタル研究会」は、企業の人事/労務リーダーが、各企業で適正な人事・労務管理を推進していくことで、人財の価値や企業の価値を高めていくことを目的としています。研究会では、昨年7月の発足以来、「労働時間管理の適正化」、「長時間労働の削減」「法令遵守と職場の実態のギャップをどう埋めるか」、「メンタルヘルス対策」、「不況下で企業の活力を維持する人事施策」など、いくつかの具体的なテーマの下、ナレッジの共有を進めてきました。
6月1日から公開する「総括レポート~企業価値向上に向けた人事/労務リーダーの取り組み~」では、 3月17日に開催した研究会で「不況下における人事コストの適正化」について議論した結果として、「不況下こそ景気回復後の人財配置計画を考えておくことが重要」との意見や、「福利厚生の見直しやワークシェアリングへの積極的な取組みが必要」などの意見が掲載されています。
そして、全6回の議論を重ねた結果、企業価値を向上させるために、人事/労務の観点から必要と考えられる重要成功要因として、以下の4つが成果レポートとして公開されます。
(1)コンプライアンスの遵守
(2)はたらきやすい環境づくり
(3)高いパフォーマンスが発揮できる組織づくり
(4)人事コストの適正化
本レポートでは、これらの重要成功要因と、その相互の影響について分析をしております。さらに本レポートでは、研究会で共有された個々の人事施策と、4つの重要成功要因との関係をモデル化し、分析した結果、「長時間労働の削減」「マネジメント強化」「柔軟な就業制度」が、企業価値向上に寄与する、最も中心的な人事施策であること、また、この3つの施策のいずれにおいても、正確な労働時間の管理がベースとなることを明らかにしています。
「ヒューマンキャピタル研究会 総括レポート」の概要
- 企業価値向上の重要成功要因
- 労働時間の管理
- マネジメントを強化する施策
- 人事/労務による制度の設計・施策の実施
- 不況下における人事コストの適正化
公開先URL : https://ssl.k-signs.co.jp/form/romu_report.html
人事/労務管理リーダーのための「ヒューマンキャピタル研究会」の概要
- 主催 株式会社日立システムアンドサービス
- 運営事務局 株式会社ナレッジサイン
- 具体的活動 定期的な情報の交換会
- 対象 企業の人事/労務管理部門のリーダー、マネージャーの方
- URL http://www.k-signs.co.jp/romu/
ナレッジサインについて(http://www.k-signs.co.jp/)
2003年4月設立。IT業界を中心に、さまざまなテーマのワークショップの企画・運営と議論のファシリテーションを手がけています。本研究会では、事務局を担当するとともに、ニュートラルな立場で、参加者の活発な議論の進行をお手伝いします。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社日立システムアンドサービス
パートナー営業本部 オープンソリューション営業部 蓮井(はすい)
TEL : 03-6718-5819
E-mail : lysithea-project@hitachi-system.co.jp