日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2009年6月9日
株式会社日立システムアンドサービス

日立システムが北九州市役所の基幹系業務システムのセキュリティ環境を構築
次世代型ファイアウォール製品「PAシリーズ」の導入でより安全な市民サービスを実現

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、北九州市役所の基幹系業務システムの再構築において、従来のファイアウォールに加え、アプリケーションを識別する次世代ファイアウォール製品であるPalo Alto Networksの「PAシリーズ」を導入したセキュリティ環境を構築しました。北九州市役所では、「PAシリーズ」の導入で更なる安全性の向上を実現した新システムを2009年度中に順次稼働開始させることを予定しています。
 北九州市役所は、これまで住民情報などセンシティブな情報を扱う基幹系業務システムを、その他のネットワークとは物理的に独立させて運用していたため、それぞれのシステム間のデータの受渡しは、職員が手作業で行っていました。また、基幹系業務システムが他のシステムと独立していると、体系的なサービスの電子化を推進できないため、市民サービスの更なる向上を目的として、両情報システムを接続する新しい基幹系業務システム基盤を再構築する必要がありました。
 北九州市役所では、センシティブな情報を含む基幹系業務システムをオープンにするにあたっては、これまで以上のセキュリティの強化が必要と考え、以下の点を評価し、日立システムの提案する「PAシリーズ」を採用しました。
  • PAシリーズ」が解析により絞り込んだアプリケーション毎に、通信の許可/遮断を実現できる機能があること
  • 日立システムが導入している製品に関して、事前に十分な評価を行っていること
  • 日立システムのネットワーク・セキュリティ環境構築のこれまでの導入実績
 北九州市役所は、「PAシリーズ」を利用したセキュリティ環境により、住民情報などのセンシティブな情報を扱う基幹系業務システムと、職員情報系システムや電子申請などを受ける外部ネットワークを連携させた市民行政サービスを開始します。これにより、職員の人件費や、情報システム部門の運用コストの削減を行うことが可能となり、電子申請や電子納付など行政サービスのワンストップ化による更なる安全性の向上を実現した市民サービスを提供することができます。
 日立システムは、今後も市民からの意見などを反映した使いやすいシステムを自治体へ提案していきます。 

「PAシリーズ」のご紹介

 URL: /paloalto/

「PAシリーズ」セミナー・展示会情報のご紹介

 6月10~12日に開催される「Interop Tokyo2009」にPalo Alto Networks社がVentureパビリオンへ 「PAシリーズ」を出展します。また、6月12日には「Interlop Tokyo2009」の特別講演を開催します。
 ※基調講演の情報はこちら
https://reg.cmptech.jp/public/session/view/837

導入事例のご紹介

 URL: /paloalto/case01/

商標名称等に関する表示

  • Palo Altoは、Palo Alto Networksの登録商標です。
  • その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
パートナー営業本部 ネットワークセキュリティ営業部
TEL : 03-6718-5771
E-mail : paloalto@hitachi-system.co.jp

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