株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、東京証券取引所の適時開示情報閲覧サービス「TDnet」(以下、TDnet)や金融庁の金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム「EDINET」(以下、EDINET)に開示されたXBRLデータを収集・蓄積・検索することで企業の与信や営業状況などの分析を支援する「XiRUTE(サイルート) Financial Database」の販売を7月8日から開始します。
2008年3月の金融庁EDINETや2008年7月の東京証券取引所TDnetのXBRL対応により、日本の上場企業すべての決算情報がXBRL化され、効率的な企業財務情報の活用が可能になりました。
日立システムは、これまでもXMLベースの言語で企業の財務情報を作成・流通・再利用できるように標準化されたXBRLデータで、会計システムとの連携や決算書類の作成などを実現する「XiRUTE」シリーズを販売しています。今回販売を開始する「XiRUTE Financial Database」シリーズは、TDnetやEDINETに対応したXBRLデータベース基盤で、XBRLデータの収集・蓄積・検索を実現できる製品です。これにより、例えばリアルタイムで配信されたXBRLデータを収集・蓄積し、企業の情報基盤へ自動的に連携したり、蓄積されたXBRLデータから、業種・会計基準・決算年度に分類された全上場企業の財務情報を取り出すことが可能となり、企業の与信や営業状況をベースに分析・評価を迅速に支援することが可能となります。
また、「XiRUTE Financial Database」の販売にあわせて、XBRLデータをEDINET上で表示される財務諸表とほぼ同じ色や書式で、Microsoft EXCEL上に表示できる機能を追加した「XiRUTE Financial Report Player」の最新版の販売を8月1日から開始します。
日立システムは、「XiRUTE Financial Database」シリーズを今後、TDnetやEDINETから配信されるXBRLデータを利用し企業分析・与信・営業分析をなど行う企業を対象に、2011年度までに30社への販売を目標としています。
また、日立システムは、2001年からいちはやくXBRL標準化団体である「XBRL Japan」にも参画しており、今後もXBRL標準化の動向を見きわめつつ、米国SECが配信するXBRLデータへの対応など、グローバルでのXBRL普及促進にも貢献して行きたいと考えています。
製品の価格および出荷開始時期
製品名 |
価格(税込) |
出荷開始日 |
XiRUTE Financial Database 01-00 (1CPUライセンス) |
10,500,000円 |
7月8日 |
XiRUTE Financial Database 01-00 EDINET受信オプション (1CPUライセンス) |
6,300,000円 |
9月1日 |
XiRUTE Financial Report Player 01-02 (1クライアントライセンス) |
52,500円 |
8月1日 |
XBRLソリューション「XiRUTE」のご紹介
URL:
/xbrl/
「XiRUTE」について
「XiRUTE」は、XBRL技術を中核としたソリューションサービス、ソフトウェア製品の総称です。
商標名称等に関する表示
・XiRUTEは、株式会社日立システムアンドサービスの商標です。
・Microsoftは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。
・その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
製品、ソリューションに関するお問い合わせ先
株式会社日立システムアンドサービス
東京第1営業本部 第1営業部 辻(つじ)、高橋(たかはし)
TEL : 03-6718-5801
E-mail : xirute-support@hitachi-system.co.jp