日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2009年9月1日
株式会社日立システムアンドサービス

「Winny」など業務に必要のないアプリケーションをユーザ単位で利用を制御
Palo Alto Networks社「PA-500」の販売でSMB市場のネットワークセキュリティを強化

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、米国Palo Alto Networks, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、CEO:Lane Bess/以下、Palo Alto Networks社)が開発した、ネットワーク上で利用するアプリケーションを識別し、ユーザ単位で利用を制御する次世代型ファイアウォール製品「Palo Alto Networks PAシリーズ」(以下、PAシリーズ)の中堅・中小企業(以下、SMB)やブランチオフィス向けの「PA-500」を、9月1日から販売を開始します。
 日立システムは、「PA-500」をネットワークセキュリティソリューション「Prowise.Security」のラインアップに追加することで、SMB市場におけるネットワークセキュリティの更なる強化を図ります。

 日立システムは、2008年9月からPalo Alto Networks社が開発した「PAシリーズ」を販売してきました。「PAシリーズ」は、従来のファイアウォール製品では、ポート番号で制御していたものを、ネットワーク上で利用されている約870種類のアプリケーションを識別し、ユーザや部門単位で利用を制御できるハードウェアタイプの次世代型ファイアウォール製品です。

 今回販売を開始する「PA-500」は、これまでの「PAシリーズ」と同様のOS、ハードウェア、ID構成を踏襲しながら、SMB市場向けに価格を抑えた製品です。例えば、多くの企業や自治体などで利用が禁止されている「Winny」や「Skype」、「YouTube」といった個別のアプリケーションの利用状況をユーザ単位で確認し、利用を抑制することが可能となります。

 日立システムは、「PA-500」を高度なセキュリティが求められる、製造業、官公庁、金融業などを中心とした幅広い業種における支店などの拠点やSMB市場に向けて、これまでのPAシリーズとあわせて、システム開発や保守費を含め、今後3年間で20億円の販売を目標としています。

 日立システムは、「PAシリーズ」を9月2日から東京ビックサイトで開催される 「Security Solution 2009」(http://expo.nikkeibp.co.jp/secu-ex/2009/)に出展します。

製品・サービスの価格および提供時期

PAシリーズ本体(*1) 標準価格(税込) 提供開始日
PAN-PA-500(SMB市場向け) 982,800円 9月1日
オプション製品(*1)(*2) 標準価格(税込) 提供開始日
Threat Prevention ライセンス 195,615円~ 提供中
URL Filteringライセンス 195,615円~
Panorama ライセンス 2,173,500円~
*1 各製品には、別途有償の保守サポートサービスが必要となります。
*2 ライセンスは、使用するPAシリーズ本体により価格が異なります。
サービス名称 サービス概要 価格 提供開始日
設定出荷サービス 顧客が記入したパラメータシートを元に
設定及び、製品出荷を実施
個別見積 提供中
現地設営サービス 顧客が記入したパラメータシートを元に
設定及び、現地設営を実施

「Palo Alto Networks PAシリーズ」のご紹介

 URL: /paloalto/sp/

商標名称等に関する表示

 ・Palo Alto Networks, Panoramaは、米国Palo Alto Networks, Inc.の商標及び、登録商標です。
 ・その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

製品、ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
パートナー営業本部 ネットワークセキュリティ営業部
TEL : 03-6718-5771
E-mail : paloalto@hitachi-system.co.jp

ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。